日曜日の一時帰宅
- 坂田大輔

- 6月5日
- 読了時間: 2分
6月に入りました。しとしととしっかりとした雨が降り、夏野菜の苗たちが嬉しそうにぐんぐんと大きくなっております。
さて、先日は一時帰宅の送迎のお手伝いをさせていただきました。施設にお住いの女性で車椅子を利用されております。しばらく前から施設のスタッフの方よりご予約をいただいておりました。
お迎えにあがるとご本人様には伝えられておらず、びっくりした様子で玄関にいらっしゃいました。後部スロープからご乗車いただき出発です。
ご自宅へ向かう道中、やはり外出はかなり久しぶりのようで、「ああ、ここの麦はもう刈ったっちゃね。ここはまだやね。」と嬉しそうに糸島の景色を楽しんでいらっしゃいました。「この辺もだいぶ家が建ったね、きれいになったね。」と言いながら、だんだんとご自宅に近づくにつれて「この辺は変わらんね、どんどん山の中に入っていくごた。」と言って笑います。家の直前では「はいそうです、ここを左です。」としっかりとご案内くださいました。
玄関前に車を付けて降車すると玄関にはだいぶ高い上がり框がありましたが、「こっちに道があるとよ。」と案内してくださったのは、和室の掃き出しにつながる立派なコンクリートのスロープでした。そしてその先には満面の笑みをたたえたご主人様が「おかえり~。」とお迎えです。
「ただいま。」
嬉しい瞬間でした。
ダイニングのテーブルまでご案内すると、姪御様がお昼ご飯の準備をしていらっしゃいました。「おかえりなさい。」姪御さんと施設へ帰るお迎えの時間を決めて「ごゆっくりお過ごしくださいね。」と私は一旦離れます。
お迎えにあがると姪御様が車椅子を押してお庭まで出てきてくださいました。もちろんご主人様も一緒です。「またね。」と名残惜しそうにお互いに手を振ります。出発してしばらくは気が抜けたように窓の外を眺めていらっしゃいましたが、施設につくころに「楽しかった~。またお願いしますね。」とおっしゃってくださいました。「よかったです。ぜひまた帰りましょうね。」
私も嬉しい気持ちにしていただいた、ゆったりとした日曜日でした。
ありがとうございました。
写真は雨上がりの二丈の畑です。麦が終わってこれから田んぼに早変わりですね。





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