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懐かしい地元

  • 執筆者の写真: 坂田大輔
    坂田大輔
  • 5月2日
  • 読了時間: 2分

ゴールデンウィーク真っ只中となっております。おおむね良いお天気で行楽日和ですね。

 

さて、先日は緩和病棟にご入院中の方で、ご自宅と近所を見て回りたいという方のお手伝いをさせていただきました。

 

ご家族様より数日前にご連絡をいただき、お迎えにあがると、奥様やご家族様でにぎやかに準備をされておりました。当日は良い天気に恵まれ青空のもと、まずはご自宅まで海を見ながらドライブです。ご家族様が「ほら海が見える、きれいよ。」と声をかけます。するとご本人様の隣に座っている奥様が「まあ、海はもうイヤというほど見てきたけんね…。」と、ぼそっと言ってご家族様は大笑いです。

 

ご自宅に着き後方スロープより降車し、段差を越えご仏壇の前までご案内しました。軽く羽織るものとちょっとした荷物を取ってすぐに出発です。特に家のあちこちを見て懐かしむようなことはなかったようです。

 

次はご本人様が育ったご実家の前を通ります。ここは車から降りることはなく、車内から眺めるだけです。「ほら、ここ、お父さんが育った実家やろ。」などと声をかけますが、こちらも「うん」とうなずく程度で特に大きな感情の動きは無いようでした。そのすぐ近くに親せきの方のお店があるのでそこへ寄ると、「あら~○○さん、何しよっと?」と嬉しそうに声をかけます。ご家族様が近況を説明され、「そうね、あんたまだ死んだらいかんばい!ここんところ葬式続きやけん、もう香典出せんばい!もうちょっと生きとかないかんばい!」またまた一同大笑いです。今度はご本人様にも笑顔がこぼれました。

 

次に近所の神社にお参りです。その時に丁度宮司さんがいらっしゃり、「あら~、○○さん、お久しぶりです。わざわざありがとうございます!」と嬉しそうにおっしゃいます。昔からかなり親しくされていたようで、「大変お世話になりました。」と宮司さんがお礼を述べていらっしゃいました。ご本人様も得意そうに嬉しそうに笑って握手をされておりました。お参りをした後に、せっかくですので皆さまで写真を撮りませんか、とお声掛けをさせていただき、皆さまでにっこり、記念撮影をさせていただきました。

 

懐かしい我が家や育った家も嬉しいですが、やっぱり人間は嬉しい人に会うと笑顔が出ますね。本当にお互いに宝物のような存在なのでしょう。

 

素敵な笑顔を見せていただき私も元気をいただきました。

ありがとうございました。

 

写真は笹山公園のつつじです。

もうしばらく楽しめそうですね。

 



 
 
 

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