団地の二階
- 坂田大輔

- 5月8日
- 読了時間: 2分
金色の麦の穂が揺れております。ゴールデンウィークが終わり、ぐっと気温が上がってきましたね。このまま夏になってしまうのでしょうか。今週から私も半袖です。
さて、先日は団地の二階にお住いの方の受診のお手伝いをさせていただきました。ゆっくりと杖と手すりを使って歩かれる男性です。お迎えにあがると奥様がいらっしゃいました。車椅子をお持ちですので、お預かりして階段の下に準備します。お部屋に戻るころにはご主人様が玄関にいらっしゃっておりました。手すりをもって靴を履こうと苦労されていたのでお手伝いします。ここから手すりと杖を使い歩きます。「こんなになっちまってな~…。」とぼやきながらゆっくりと。私は階段の一段下で万が一に備えてぴったり横に付き添います。階段下の車椅子に座ればもう安心です。「は~、ありがとうございます。」と一息つきます。そのまま車の後方スロープを利用し乗車していただきます。しばらくして奥様もいらっしゃり、横の座席にご乗車いただき出発です。
クリニックは二階にあり、小さなエレベーターで上がります。私と二人しか乗れないので奥様は階段で上られました。奥様も足を患っているそうでゆっくりゆっくりです。ようやくお二人とも受付にたどり着き、私は一度離れます。
連休明けはやや患者さんが多いようで、ずいぶん経ってご連絡をいただきました。お迎えにあがると待合室にはまだまだ患者さんがお待ちでした。無事に終わってご自宅に帰ります。
さあ今度は階段の上りです。一段一段丁寧に上がります。私はまたご本人様の一段下に付きますが、今度は両手で大腿骨の付け根(大転子)を下から軽く支えます。無事に二階へ到着。「いや~、ありがとうございました。」と安堵の声。よかったです。玄関までお送りしてお別れです。
この後も何度かご予約をいただいておりますが、もう間もなく一階に引っ越すことが決まっているそうです。よかったですね~。ご主人様はもとより、奥様もだいぶ階段がしんどくなってきているご様子でしたので、丁度良いタイミングでしたね。「荷物がたくさんあってた~いへん。」とおっしゃっておりましたが表情は嬉しそうです。早く引っ越しが済んでひと段落できるといいですね。
ありがとうございました。
写真は二丈の麦畑です。麦秋とはまさに今のことですね。





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