3年ぶりのご自宅
- 坂田大輔

- 2 日前
- 読了時間: 2分
いよいよゴールデンウィークがやってきました。近頃は雨の日も多いですが、さわやかなお休みになるといいですね。
さて、先日は久しぶりにご自宅へ帰るという方のお手伝いをさせていただきました。施設にお住いで車椅子をご利用の女性です。認知症を患っておりご主人様と二人暮らしをされておりましたが、ご主人様が先に亡くなってしまい、施設に入居されたとのことでした。それが3年ほど前で、それから家は空き家になっていたとのことでした。
お迎えにあがると娘様がお待ちで、ご本人様は今から久しぶりのご自宅へ帰るということを知ってか知らずか、ニコニコの笑顔でスタッフの方と一緒にいらっしゃいました。後方スロープよりご乗車いただき出発です。
ご自宅に着くとご家族様が生け垣をきれいに刈り揃えていらっしゃいました。玄関前にもきれいにお花が咲いており、後ほど伺ったところによると事前にだいぶ頑張ってきれいにされたとのことでした。3年間空き家でしたのでお掃除が大変だったことでしょう。移動中も終始笑顔でいらっしゃいましたが、車を降りて、門扉をくぐるとご本人様から「わ~。」という声が上がりました。私は後ろから車椅子を押していたのでどのような表情をされていたのかはわかりませんが、喜んでいただけていたら嬉しいですね。高い上がり框をご家族様に手を添えていただきながら上ります。廊下を抜けて居間のテーブルまでご案内しました。見慣れた大きな窓からの景色は久しぶりで懐かしかったのではないでしょうか。と思いながら私は一旦離れます。
2時間弱の後にお迎えにあがると、ご本人様の妹様がいらっしゃっており、ご本人様の手を取って「またね」と何度か繰り返すと発語の少ないご本人様の口から「はい」とお返事がきかれました。車に乗るころは先ほどとは変わって表情が少し寂しそうでした。近所の方もいらっしゃり、皆さまで手を振りながら見送ってくださいました。帰りの道中は少しお疲れだったのか眼を閉じる様子も見られましたが、ご自宅では妹様の声掛けや昔の歌によく反応されていたとのことでした。
束の間の帰宅でしたが、とても嬉しい刺激になったのではないでしょうか。よかったですね。
ぜひまた家に帰ることができる機会があるといいですね。
ありがとうございました。
写真は泊の直売所一番田舎の鯉のぼりです。強い西風に吹かれながら面白そうに泳いでいました。





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