息子様と
- 坂田大輔

- 3月20日
- 読了時間: 3分
3月も中盤を迎え、ずいぶん暖かくなってきました。卒業式が行われた学校も多かったようですね。おめでとうございます。
さて、先日は息子様と二人暮らしをされている方の受診の付き添いをさせていただきました。ケアマネージャーさんからご連絡をいただき、両足が不自由なのですが歩行器でゆっくりと移動される方ということでした。今までは息子様が受診に付き添っていたそうなのですが、お互いにストレスが溜まってしまい、遂に喧嘩をしてしまったそうです。ご本人様も譲らずに、これからは息子様に頼らずに受診をしたいとのことで、ケアサービス大すけをご紹介くださったとのことでした。
お迎えにあがると、玄関まで歩行器でいらっしゃいましたが、靴の脱ぎ履きができないということで室内用の靴を脱ぎ、外用の靴に履き替えるお手伝いからさせていただきました。鞄を預かり、ご本人様には歩行器をしっかりと持っていただき、慎重に進みます。私が鍵を閉め、2段の段差を柱と私を頼りにゆっくりと降ります。車までは飛び石と砂利があり、私が横に着き歩行器でゆっくりと進みます。車までたどり着いたら横の扉からご乗車いただき、一番近い椅子に座っていただき、シートベルトを締めて出発です。
車内では現在の受診の状況や、今までは息子様がついてきてくれていたことや、その息子様が最近は忙しくてなかなか時間が取れないことなどを、お話ししてくださいました。(私には「喧嘩をしてしまった」という表現はされませんでした。)
歩行の負担を減らすべく玄関の近くに車を停めて受付まで一緒に歩きます。ご本人様はすぐに椅子に座られたので私が受付を行いました。車を駐車場に停めなおしてクリニックに戻ります。
ほどなくして検査と診察です。先生に会うのは随分久しぶりだった様で、先生は「いやあ、来てくれてよかったです。」とおっしゃっておりました。息子さんが忙しくて来ることができないので福祉タクシーを頼んだと説明すると先生も納得していらっしゃいました。
状態はやや心配な部分もあるようでひとつ薬が増えていました。会計を済ませたのちに、「(ご本人様は)クリニックの待合室で待っているので、薬局でお薬をもらってきてほしい。」とのことで、行ってきました。本当にすぐ隣の薬局ですが、ご本人様にとっては歩行器での移動がつらく不安なのだと思います。きっと今までも息子様にお願いしていたのでしょう。毎回ごとの一包化ではなかったのでさほど時間はかからずに戻ってくることができました。無事にすべて終了しましたので近くの自動販売機に寄り、缶コーヒーを買って帰りました。家までは10分とかからない距離ですが、よほどのどが渇いていたのでしょう、車内ですぐにゴクゴクと飲まれました。玄関までお送りしてお別れです。次回もう一つの病院の受診のお約束もさせていただきました。今度の病院は少し大きいので、移動は車椅子のほうが良いかと考えておりますが、その時の体調によって、ご相談させていただこうと思います。少しでも二人のストレスが軽減されて、息子様と仲良くしていただけると嬉しいなあと思います。ありがとうございました。
写真は快晴の加布里漁港からの可也山です。





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