リハビリの賜物
- 坂田大輔
- 6月6日
- 読了時間: 2分
気持ちの良い初夏の青空が広がっております。6月に入り、さすがに少しずつ汗ばむ陽気になって参りました。
さて、先日は嬉しいご報告をいただきました。
丁度一年ほど前に、思うように足が動かなくなり受診をされた方で、詳しいことはわかりませんが、治療ではなくリハビリを行うことになりました。お若い方で、ご両親が同行されていらっしゃいました。はじめは福祉タクシーで週に何回かリハビリに通おうか、という話もありましたが、ご家族様の体力的にも費用的にも負担が大きいとのことで、訪問リハビリを受けることになりました。それから一年弱の間、週に二回の訪問リハビリを続け、月に一度の主治医の評価を受けるために、病院までの往復のお手伝いをさせていただいておりました。
そして先日、いつものように病院へ向かう道中で、「ようやく自家用車に乗り移るまでに回復してきたので、来月からは家族で送迎し、施設でのリハビリに通おうと思っている」というお話をいただきました。それは素晴らしい!こんなに嬉しいことはありません。ご家族様は「一年もかかってしまった」とおっしゃいますが、一年間焦らずに続けてきたことの賜物だと思います。
ご利用がなくなってしまう場合の多くが、施設に入居されたり、長期入院になってしまうなど、状態が悪化してしまった例です。状態が良くなってご利用がなくなることはやはり嬉しいですね。ご利用者様が回復するお手伝いができたという喜び、ご利用者様の笑顔が活動の原動力となっていますので、この度は大きなパワーをいただきました。
ご自宅の前で降車していただき、「頑張ってくださいね。」とエールを送ると「はい。ありがとうございました。」と元気な声をいただき、お別れしました。
これからも無理なくゆっくりリハビリを続けていただき、さらに少しずつ回復することができるといいですね。
ありがとうございました。
写真は快晴の新町漁港です。

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