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執筆者の写真坂田大輔

銀行と酒屋

今週からギュギュッと冷えてきましたね。

今年は毎年参加させていただいていた白糸寒みそぎが中止になってしまったので、とても残念です。次にあの冷たい水に浸り、あの大きな焚火にあたれるのはいつになるのでしょうか。北陸の方は雪がかなり降って大変なことになっているようですね。酷い被害にならないといいのですが。


さて、先日はちょっと近所の銀行に行きたい。という方のお手伝いをさせていただきました。

足の具合がよくない方で、室内は歩行器、屋外はスクーター(と、おそらく杖)で移動されているとのことです。今回は銀行内での移動とお金を扱うという心配もあってのことと思いますが、車椅子を利用して介助もしてほしいとのことで付き添いも含めたご依頼をいただきました。


お迎えにあがるとご自宅の前の少し高くなっている花壇の縁に腰をかけてお待ちでいらっしゃり、丁度太陽も照っていて気持ちよさそうなようすでした。奥様もお見送りに出てこられ出発です。

車椅子のまま乗車し、「おお~これは楽チン。初めての利用なのでよろしくお願いします。」と丁寧にご挨拶をいただき、こちらこそよろしくお願いします。


銀行に到着し「あ、近くが空いてる。」と、入口に一番近いところに停めて降車。スムーズに中へ入ると番号札を引いて車椅子用の少し低い台の前に移動、「おお~ちゃんと(低い台が)あるっちゃね。」と必要な書類に記入します。さほど混んでいなかったので、すぐに呼ばれてしまい、記入が間に合いませんでしたので、私が代わりに係りの方に記入中であることを説明します。書き終えたらすぐにカウンターに招いていただき、手続きをすることができました。予め電話でも頼んであったとのことで、スムーズに事が進みます。


ちょっとした待ち時間の際に、「帰りに酒屋さんに寄ってもらうこともできるとかいな?」と小さな声でご質問。もちろんです!「あ~じゃあお願いしよう。助かる~。」丁度あと少しで無くなるところだったそうで「近々スクーターで来ないとなあ。」と思っていたそうです。いつもスクーターの後ろのかごに載せて走るそうですが、たくさんは積めませんし、ふらついて危ないですもんね。


酒屋さんに移動し入り口のところで「いつものやつ」をお願いすると、酒屋さんのスタッフの方が運んできてくれました。いつもそうされているそうで、店員さんとも顔馴染みのようでした。私が車椅子介助をしているので、さらに車まで運んでくださいました。嬉しいお心遣いありがとうございます。


さあ全て終了、一路ご自宅へ。

自宅に着くとすぐに車の音をききつけて奥様がお迎えに出ていらっしゃいました。

奥様のお話によると、はじめケアマネージャーさんに福祉タクシーを奨められた時は、「うーん...。」と、あまり気乗りのしない様子だったとのことですが、今回ご利用いただいて「いやあ~助かった。」とお喜びいただけたご様子で何よりでした。


また何かありましたらぜひともご利用いただければ嬉しいです。

また帰りに酒屋さんに寄りましょう。

ありがとうございました。


写真は糸島市末永辺りから望む可也山。

雲が低くて車が「よしよし」されているみたいです。


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