緩和ケア病棟からのご退院
暖かい11月が続いておりますが、週末からは本格的に寒くなるようですね。感染症や風邪をひかないように気を付けなければいけませんね。
さて、先日は緩和ケア病棟からのご退院のお手伝いをさせていただきました。以前、数時間の一時帰宅のお手伝いをさせていただいた方でしたが、状態が改善してきたためご自宅に戻られるとのことでした。
一時帰宅の際は、ご自宅にお送りするとたくさんのごちそうが用意されており、ご親戚や近所の方々がたくさん集まられるとのことでした。夕方お迎えにあがると、大人も子供も織り交ざり、たくさんの方々がお見送りに残っていらっしゃいました。午前中にお送りした時の印象よりもぐっと生き生きとした表情になられていたこと思い出しました。
当日お迎えにあがると、「待ってました!」と言わんばかりに、ベッドサイドに腰を掛けてスッと背筋を伸ばしてお待ちでした。今回お会いするのは二度目でしたので、「よかったですね。おめでとうございます。」とお声掛けすると、「おかげさんで、ありがとう。」と、しっかりとお話しくださいました、退院準備をしている最中に看護師さんが「あの時の一時帰宅のおかげです。」とおっしゃってくださいました。やっぱりたくさんの方に励まされて、元気が出てきたのでしょうか。また、ご自宅で数時間過ごしてみて、今後介護にあたる奥様が、「頑張ればできるかも…。」と少し自信を持つことができたとのことでした。
ご自宅のベッドまでお送りすると、奥様と一緒にとても喜んでいただけました。
これから、ケアマネージャーさんをはじめ訪問スタッフの方々がしっかりとサポートしてくださると思います。どうか穏やかに過ごすことができますように。
写真は稲刈りを終えた二丈の田んぼです。
空がきれいです。
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