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執筆者の写真坂田大輔

受診付き添い

真夏のように暖かかったり、真冬のような冷たい雨が降ったりと忙しいこの頃です。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、気を付けなければいけませんね。


さて、先日はデイサービス開始前の受診の付き添いをさせていただきました。ご夫婦で二人暮らしをされておりますが、ご主人様が認知症を患っており、歩行が不安定なので転倒されることが多いとのことでした。奥様は四六時中目が離せないので、デイサービスに出かけていただくことになったそうです。しかし、数日前も転倒されているので、念のため診察していただき脳に異常がなければ、デイサービスに行くことができるとのことでした。


お迎えに上がると、ご本人様はベッドのサイドレールにしがみつき、何か連続的に言葉を発していらっしゃいます。奥様が「お経を唱えてますね。」とのことでした。よく聴くと聞いたことのある節が時々聞こえてきます。受診に出発する旨を奥様と二人で、丁寧にお声掛けをするとお経は止み、なんとか起き上がり車椅子に移ることができました。


クリニックに着くと午後一番乗りでしたので、すぐにCTに案内していただけました。CTのベッドへの移乗もお手伝いさせていただきました。検査の結果は、やや出血はあるも、日常生活に支障をきたすものではないとのことで、デイサービスに行く許可をいただくことができました。


一応1週間後にもう一度診察をすることになりましたが、ひとまずよかったですね。

元気に通っていただき、奥様も少しのんびりできるようになるといいですね。

ありがとうございました。


写真は二丈福井からの玄界灘。 姫島が見えます。


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