受診2か所
まだまだ寒い日が続いております。
晴れたり曇ったり、繰り返しながら少しずつ暖かくなってくるのでしょう。
さて、先日は連続で2か所を受診される方のお手伝いをさせていただきました。
はじめは月に一度のメインの病院を受診されるというご依頼でしたが、前日にお電話をいただき、付き添いの娘様がなかなかお仕事を休むことが難しいので、せっかくなのでもう一件寄りたいとのことでした。
先月までは車椅子から乗用車の座席に移乗していただき、車椅子をたたんで積んで娘様が付き添って受診をされていたのそうなのですが、お母様の身体の動きが良くなく、乗用車への移乗が難しくなってきたとのことで今回初めてご依頼いただきました。
車椅子から乗用車の座席への移乗はなかなか難しいですよね。脚が上がらなかったり、引っ掛かったり、持つところが無かったり。そして介助する側も、相手を支える為に自分の身体を置く場所が無かったりします。
不安定なまま無理をして身体がずり落ちたり、転倒してしまってからでは遅いですからね。
お迎えに上がるとお母様のために増築された特別室があり、出入口から通りまでしっかりとしたスロープができており、「出来る限りのことは家族でやろう」という気持ちがうかがえました。
一件目の病院では思いがけぬ検査が追加となり時間がかかってしまい、なかなかの時間になってしまいましたが、もうひとつのクリニックにもやはり行きたいとのことです。そこで、まず一件目の病院で出た処方箋を薬局に出しておいて、その間にもう一件の受診に行くことにしました。薬局も場合によっては待ち時間がかなり長いことがありますからね。
夕方になっていたのでさほど込み合うこともなく程なくして終了し、自宅へ帰る途中で薬局に寄ります。丁度お薬の用意もできており、受け取りもスムーズに行えました。
自宅と二つの病院が全て近い距離にまとまっていたので効率よく廻ることができました。きっと娘様も今までこのようにされていたのでしょう。今回はお母様の乗り降りの心配をする必要がなかった分安心して受診できたことと思います。
今後も無理をせずご自身の介護負担をできるだけ減らしていただき、長くお母様との生活を楽しんでいただけるといいですね。そのためにもぜひとも私たち介護資源を頼っていただければ嬉しいです。
ありがとうございました。また行きましょう。
写真は船越漁港の朝。
雨上がりの空はきれいでした。
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