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  • 執筆者の写真坂田大輔

今から行こう!

夏本番。子どもたちは夏休みに入りました。

昨日は深江の海岸で気持ちよく泳ぎましたよ。


さて、先日は車椅子をご利用の方のお買い物のお手伝いをさせていただきました。

一通りお買い物が済んで帰り道のこと、「今日この後入っとーと?(予約は入ってるの?)」「あそこの店に行こうか、あそこは年中おでんを置いとっちゃん。旨いとって。」今からおでんを食べたいとおっしゃるのです。もともとはお買い物だけのご依頼でしたが、その後のスケジュールが空いていたため寄ってみることにしました。

車を進めお店の前に来ましたが、残念ながらお店は開いておらず、おでんはお預け…。


しかしそこは男らしく「仕方ないね。」と言って、最後に家の近くで現金をおろして帰ろうということになりました。その後「では帰りましょうか。」と言ったところで今度は「こないだの弁当屋の隣の床屋で髪切りたいっちゃん。」とおっしゃいました。「こないだの弁当屋」とは少し前に立ち寄ったお弁当屋さん(ほっともっと二丈町店)で、ご本人様には車で待っていただき私が買いに行ったのですが、その横に床屋さんが新しくできていたことを、ご本人様はしっかり覚えていらっしゃったのです。

しかし既に家の近くまで来ており、その床屋さんまで行くにはまだしばらく走らないといけません。そのお店が車椅子の方の散髪に対応していただけるのかどうかがわからないため、行って「切れません」では困ってしまいます。行くには時間もかかるし料金もいただかないわけにはいきません。しかし、ご本人様はそんなことは一向に気にも留めず、「いいやん、とりあえず行ってみようや。」と行く気満々です。


その方は下半身不随で大柄。この車いすからあの床屋さんの椅子にどのように移乗しようか…。と考えながら車を進めその床屋さんに到着。


まず私が聞きに行くことにしました。


「車椅子をご利用の方なのですが、車椅子に乗ったまま散髪をしていただけますか?」


「はいはい、大丈夫ですよ~。」


と、拍子抜けするほどあっさり対応していただけることがわかりました。


「大丈夫ですって!よかった~。」早速降りて店内に入ると、さっと椅子を動かしてこちらへどうぞ~、と案内していただけました。段差もないし全く障害がありません。最近はあの固定式の大掛かりな専用シートではなく、簡単に移動できるようになっているようです。


「坊主やけんすぐ終わるけん待っとって。」と散髪が開始されました。


椅子の高さが変えられないので理容師さんは大変だったかもしれませんが、バリカンでザーッと刈ってすぐに終わりました。


あっという間に終了。ようやく自宅へ帰ります。普段はデイサービスで切っていたそうなのですが、タイミングを逃して次回がずっと先だったそうです。夏で暑いし早くさっぱりしたいところだったそうです。こんなに簡単に切っていただけて本当によかったです。

いやあ助かりました。感謝感謝。

これからもちょくちょく利用させていただく事になるかもしれません。

よろしくお願いいたします!

ありがとうございました。


写真は真夏の大入漁港。

あまり「真夏感」はありませんが…。



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