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  • 執筆者の写真坂田大輔

久しぶりの外出

先週から今週にかけて、たくさんの学校で入学式が行われていました。新しい生活の始まりですね。おめでとうございます。

私も初心に返って丁寧なお仕事をさせていただくべく、気持ちを新たにしたいと思います。


さて、先日は施設からの一時外出のお手伝いをさせていただきました。金融機関と親戚の家に寄り、しばらく過ごすとのことです。事前にご連絡をいただき打ち合わせをさせていただいたのですが、目的地での滞在時間がどちらもわからないので、それぞれその場で待機させていただくことになりました。


施設にお迎えに上がるとご家族様がお二人見えられており、久しぶりのご様子で再会されておりました。ご本人様は車椅子のままスロープで、ご家族様はその横の座席にご乗車いただき出発です。


まずは金融機関です。中まで入りましたが案内の方が他のお客様にかかりきりで対応ができない様子でしたので、私が他のスタッフの方にお願いしてご家族様に対応していただきました。


お金のことは何かと大変ですね。高齢者でも障害者でも本人が窓口に来ないことには受け付けないようなことも多いですから。


私は外の車で待たせていただきましたが、程なくして皆様で出てこられました。スムーズに手続きができたようです。


次は親せきの方のご自宅に寄ります。出発してすぐにご家族様よりご相談がありました。

今向かっている家に入るには段差がいくつかあり、ご本人様も歩くことができないのでその親戚の方には車まで来ていただき、車内で少し話して帰ろうかということでした。しかし、せっかく来てそれではもったいないですし、大概の段差や障害はどうにか対処できると思うとの旨をお話しさせていただき、到着して導線の状況を見てから決めましょうということになりました。


現場を確認すると石組みの階段が数段あり、上がり框が2段階でそこそこの高さがありました。「どうですかねえ?」と心配そうにおっしゃいますが、全く問題ありません。ご家族様にも男性の方がいらっしゃったので無理のない範囲でお手伝いをいただき、安全に上がることができました。


「おお~久しぶりやねえ~。」と、ここでも嬉しい再会です。こちらまで嬉しくなってしまいます。ここでもしばらくその場で待たせていただき、程なくして出発です。帰りも安全に段差を下り、乗車。あとは施設に戻ります。少し寂しいですね。


帰りの車内では「会えてよかった」と嬉しそうに話していらっしゃいました。

およそ3時間程度の外出となりましたが、いいリフレッシュになったことと思います。


まだまだコロナウイルスの感染拡大によって、病院や施設では面会や外出ができない状況が続いておりますが、少しずつ世の中の対応の仕方が変化してきている兆しを感じます。対策を講じながら、だんだんとこのような外出ができるようになるといいですね。

ありがとうございました。

また行きましょう。


写真は夕暮れ前の深江一貴山川河口です。






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