ストレッチャー乗り換え
- 坂田大輔

- 11月7日
- 読了時間: 2分
11月に入りました。青く澄んだ空が天高く広がっております。陽射しは暖かく気持ちの良い秋晴れですね。
さて、先日はストレッチャーでの受診をされる方のお手伝いをさせていただきました。長期入院をされている方の他科受診です。
お迎えにあがると娘様と病室にてお待ちでした。ご本人様は高齢の女性で身体はまっすぐに伸びており、手にはミトンがはめられた状態です。ストレッチャーをベッドの近くに寄せ、病棟の看護師さんが二人がかりで慣れた様子で移乗されました。ブランケットをかけ、少し涙が出ていたので娘様が優しく拭いてさしあげます。その後スロープから乗車し、出発です。
車内では娘様が「今から違う病院に行くよ」と声をかけていらっしゃいましたが、特にお返事を聴くことはできませんでした。
ご家族様が事前に病院のストレッチャーへの移乗が必要であることをお願いしていたので、病院に着いて案内の方にその旨を話すと、看護師さんがストレッチャーをもって玄関まで来てくださいました。布担架を敷いておりましたので、今度は看護師さんと案内の係りの方と私と3人で移乗しました。
ここからはご家族様にお任せして私は離れます。ストレッチャーをそのまま利用するという案もありましたが、病院での準備ができるということでしたので、今回はこのような形になりました。
いくつかの検査と処置があるため、「おおよそ1時間半くらいか」とご家族様はおっしゃっておりましたが、終了のご連絡をいただいたのは2時間半後でした。ご本人様の痛みの訴えが強く、処置に時間がかかったとのこと、本当に大変なことです。ご本人様はお疲れのご様子で、目を閉じてお休みのご様子でした。
処置の間隔が長くなるとどうしてもうまくいかないことがあるようで、次回は2か月後に同じ処置をすることとなったそうです。
大変ですが、次回は痛むことなく終えることができるといいですね。
ありがとうございました。
写真は船越漁港です寒くなってきましたが、数人の釣り人がいました。コハダがつれていたようです。






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