お墓参り
- 坂田大輔

- 11月21日
- 読了時間: 2分
いよいよ冬の寒さがやってきました。我が家でもストーブに火が入りましたよ。週末は少し暖かくなるみたいで、少しほっとしています。
さて、先日は新しくお墓を建てたということで、お参りに行きたいという方のお手伝いをさせていただきました。施設にお住いで車椅子をご利用されているご主人様です。
一度一時帰宅でご利用いただいている方で、今回もはじめはご自宅でゆっくりされる予定でしたが、訪問サービスとの兼ね合いで、なかなか時間が取れずに、ご自宅はほんの少しの立ち寄りとなりました。
お迎えにあがると娘様お二人と三人でいらっしゃり、「よろしくお願いします。」とお元気にご挨拶をいただきました。娘様も久しぶりに会われたご様子で、車内での会話も弾みます。まずはご自宅へ奥様をお迎えに行きます。
到着すると奥様がニコニコ笑顔でお迎えです。「ほれみて、これ全部切ったとよ。」と庭木を指さします。せっかくなのでご主人様に車いすのまま車から降りていただいて、お庭をご覧いただきました。奥様が「これ、トラックが何台も来て持っていったとよ。」とおっしゃいます。ご主人様も「ほ~…。」と感心されたご様子です。
さて、奥様にもご乗車いただいてお墓まで走ります。娘様も「この辺は相当久しぶりだわ。」と景色を眺めます。ご主人様は「ここをこっちに行ったら○○やね。」と記憶をたどっていらっしゃいました。
お墓に到着しましたが、目の前までは車椅子では入ることができないため、遠くから奥様と拝むことにして、娘様がお線香をあげに行かれました。お墓ですがとても景色の良いところでしたので、せっかくですので家族写真をパチリ。久しぶりの皆様での写真になったようです。
もう少しあちこち行きたいところですが、長時間は疲れてしまいますし、諸々の事情もあるので今日は施設へ帰ります。帰りながらもご主人様は「ここは□□で、こっちに行ったら△△…」と景色を眺めながらおっしゃっておりました。
この日はとてもよく晴れた気持ちの良い日和でしたので、素敵なドライブになったことと思います。
施設についてお別れです。ご主人様は束の間の外出で名残惜しいようなご様子でしたが、奥様は「またね」と手を振ります。
離れ離れで寂しいですが、機会があればぜひまたお出かけくださいね。
ありがとうございました。
写真は加布里漁港からの可也山です。この日もとってもいい天気でした。






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