結婚式

６月に入りました。さわやかな晴れの日が続いており、梅雨の足音はまだ聞こえてきませんね。

さて、６月と言えばジューンブライド、結婚式の季節とききます。先日は結婚式の送迎のお手伝いをさせていただきました。

施設にご入居されている車椅子を利用されている方で、お孫様の結婚式に参列されるとのことです。お迎えにあがるときれいにドレスアップされ、施設の方といらっしゃいました。今回は施設のスタッフの方が終始付き添われるとのことで、スタッフの方も礼服姿です。私は送迎だけなのですが、乗降の介助をするときなど、より周りの空気に馴染めるように、私も礼服でお手伝いをさせていただきました。私まで礼服なので、施設の方がいつもと違う様子に少し驚いていらっしゃいました。皆さまに見送られながら出発です。

まずは神社での挙式に参列します。やや遠方なので、景色を見ながらしばしのドライブです。少し早めに到着したので駐車場で待っていると、マイクロバスでご家族の方が到着されました。ご本人様の姿を見てご家族様が「まあ、遠くからよく来てくださいましたね。ありがとうございます。」などとお声掛けをされ、皆さま笑顔に包まれます。大きな神社ですので、お身体の不自由な方も多くいらっしゃるのでしょう、数多い段差もすべてスロープが掛けられ、安全に移動できるようになっておりました。ここからはスタッフの方にお任せをして、私はバスの乗務員さんと待機になります。

写真撮影と式が終了し、披露宴の会場に移動します。するとそこは大きな式場で、何組もの結婚式や披露宴が催されており、たくさんのおめでたい方々が往来しておりました。バスの乗務員の方や、式場の係りの方がとても親切に乗り降りをする場所や待機場所を教えてくださり、とても助かりました。ありがとうございました。乗務員の方のお話では、結婚式は６月が多いと思っている方が多いようですが、それは海外の話で、雨の多い日本ではやはり秋が多いとのことでした。確かにそうですよね。

披露宴も無事に終わり、予定時刻丁度に「そろそろいらっしゃいます。」と係りの方が声をかけてくださいました。程なくしてご家族の方と一緒にタクシーまでいらっしゃり、丁寧なお礼とお見送りをしていただきました。

無事に施設に着くとスタッフの方もお迎えに出てくださいました。「長丁場でしたのでお疲れになられたでしょう。ゆっくり休んでくださいね。」とお声掛けをしてお別れです。一度施設に入られるまで私がお見送りをさせていただいたのですが、出発するころにタクシーのそばまで再び出てこられ、改めてお礼とお見送りをしていただきました。

こちらこそ、おめでたい席のお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。こちらも嬉しい気持ちになりました。また機会があれば外出したいですね。

写真は二丈深江の河口にかかる川口橋にて。