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執筆者の写真坂田大輔

葬儀

急に冬が来たような寒さですね。

我が家では扇風機もしまっていないのに、電気ストーブを出しました。


さて、先日は葬儀の送迎のお手伝いをさせていただきました。

娘様より「お父様が亡くなりそうで、その場合に遠方の病院にご入院されているお母様を葬儀に出席させたい。」とのお問い合わせをいただいており、その場合はスケジュールを調整するので決まったらできるだけ早くご連絡いただきたい旨をお伝えしておりました。

すると、そのすぐ翌日にお父様が亡くなったとのご連絡をいただき、遠方からこちらへ来る手段は遠方の業者さんに頼んだとのことで、私は火葬場から遠方の病院までお送りすることとなりました。そして、ご希望の時間が丁度空いていたため、スケジュールを調整する必要もありませんでした。


当日は冷たい雨。私も喪服でお迎えにあがると、車椅子に乗ったご本人様はご主人様のまだ温かいと思われるお骨を抱いて出てこられました。たくさんのご家族の皆様がお見送りの挨拶をされます。


「おばあちゃんまたね。」

「リハビリ頑張ってね。」


遠方のご親戚もいらっしゃったようで名残惜しそうに握手をされていらっしゃいました。こんなにたくさん親戚が一同に会することは、このご時世、もしかすると、葬儀ぐらいしかないかもしれませんね。なんだか複雑な心境です。


帰りの道中では同乗されたご家族の方と


「出席できてよかったね。」

「みんなに会えてよかったね。」


と、満足そうにお話をされていらっしゃいました。ご本人様はわりとさっぱりとしたご様子でしたので、ご主人様がお亡くなりになることについては、娘様が事前に色々と手配を進めていらっしゃったくらいですので、ある程度心の準備ができていたのかもしれません。


とはいえ寂しくないわけはありませんね。 心と身体のリハビリができましたら、ぜひまたお会いしましょう。

ありがとうございました。

写真は平原歴史公園のコスモスです。 今年も少し背が低いようですね。しかし、きれいに咲いてましたよ。







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