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執筆者の写真坂田大輔

転院の途中ちょっと自宅へ

アツいアツい夏の到来!と思いきや、明日からまた雨のようです。 涼しいのはいいのですが、やっぱり海で泳ぎたいですねー。 さて、先日は転院の際にちょっと自宅で荷物の整理をしたいという方のお手伝いをさせていただきました。 お独り住まいでご家族様が近くにいらっしゃらないとのことで、色々と身の回りのことはご自身でされていらっしゃいました。普段は杖歩行で、できるだけできることは自分でしたいというお気持ちが強くおありのようで、退院の際も車椅子には乗らないとおっしゃっておりました。しかし精算などで院内を歩き回っていると息が切れてやや辛そうでした。車に乗車するのも段差がありますので、今回はせっかく介護タクシーが来ているので車椅子に甘えましょうということになりました。もちろん車椅子のままタクシーに乗車するのは初めてで、「あら~楽チンね!」と嬉しそうでした。 お荷物はスーツケースと鞄が2つ。お部屋の真ん中に置き、30分後にお迎えにあがることになりました。 30分後。お部屋に伺うと「どうにか間にあったわ。」と笑顔です。 ばっちり玄関の鍵を閉め、エレベーターを降りタクシーの前で...。「あ、印鑑忘れた!ごめんなさい、戻ってもらっていい?」もちろん戻りましょう。車に乗る前に気がついて良かったですねー。玄関まで戻りご本人様が歩くのはさすがにしんどいとのことで、私が指示通りの場所に取りにあがり、そこにはキチンと印鑑が置いてありました。 よかったよかった。これでようやく転院です。マンションのフロアでは近所付き合いがあり、たまたま久しぶりにお会いできた方がいらっしゃり、「久しぶりー。」と挨拶を交わし現在の状況を話したりされておりました。これも忘れ物をしたからこそのできごとですので、よかったですね。 車内ではマンションの住人のことなど色々とお話を聴かせていただきながら、無事に次の病院までお送りすることができました。 早くご自宅に戻れるといいですね。 ありがとうございました。 写真は薄曇りの深江、一貴山川の河口です。

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