月に一度の大仕事
依然として梅雨ですが、ちょっと降る量が多いようです。
ここのところ毎年災害になるような大雨が降りますね。 被災した地域の方々には心からお見舞い申し上げますとともに、いち早い復興をお祈りいたします。 さて、そんな雨の中ですが、月に一度の受診のお手伝いをさせていただきました。 この方は月に一度、糖尿病治療のための内科受診の後に、そのまま膝の痛みのための整形外科受診をされていらっしゃいます。室内は歩行器と伝い歩きで、受診時は車椅子を利用されます。 お迎えにあがるとベッドに座っていらっしゃり、いざ出発です。伝い歩きで勝手口から段差を降ります。普段はその後一度腰を掛けて靴を履きますが、今回はいつも腰を掛ける場所が濡れてしまっているので、室内で履いてしまいました。狭い通路を少し歩き、段差を超え、ガレージの中で車椅子に乗ります。ここまでをひと頑張り。乗ってしまえばあとはそのまま乗車できるので安心です。 まずは内科受診。開院前に駐車場につきしばらく待ちます。ここは人気があるようで、他にも同じように早い時間に何人かいらっしゃいます。今回は一番乗りです。採血後診療。今回はやや数値が良かったようでご機嫌です。採血のために朝食を召し上がっていないので、奥様がお薬をもらいに行かれている間に車内で軽食を摂ります。 さて、次は整形外科へ移動。ここもかなり人気でたくさんの患者さんがいらっしゃっております。最近は新型コロナウイルスの感染予防で、待合室の椅子は一つ置きに座るのですぐに満席です。順番を待ち膝に注射をしていただき、お薬をもらって終了です。今回は患者さんが多く、ここまでで11時ぐらいまでかかってしまいました。 さて、ご自宅へ帰ります。ガレージに着いたら朝の逆の道のりを付き添いながら歩きます。雨で滑らないように一歩一歩慎重に。 ようやくベッドに腰を掛けると、ご本人様と奥様、私、みんなで 「は~~~!」 「お疲れ様でした~~~。」 「良かったです~。」 とお互いを労いご本人様と握手をし健闘を称えあいます。 歩行介助が一番危険度が高いと思っており毎回緊張します。 常に「今この体制でバランスが崩れた時に安全に介助できるか」 ということを意識しながらお手伝いをさせていただいております。 歩けるうちはできるだけ歩きたいですものね。 月に一度の2科受診。 奥様は「これが終わるとホッとします。」とおっしゃいます。 また、採決のデータも毎月心配されており、奥様は毎食栄養に気を配って工夫をされているとの事で尚更です。 今回も無事に終わりました。 来月も元気に受診できるよう気を付けてお過ごしいただきたいと思います。 ありがとうございました。 写真は雨が降る前の引津湾。