新幹線の座席まで
ゴールデンウィークを前にしてすっきりしない天気が続いております。 休みに入ったら晴れるといいですね。 さて、先日は東京へ帰る方の病院から博多駅までの送迎をさせていただきました。 東京の病院の受け入れ時刻が指定されているとのことで博多駅を9時台に出発する便でした。ということは病院を出るのは余裕をもって8時台。退院の時刻としては早い方ですね。東京までは新幹線でも6時間弱かかりますので東京に着くのは15時頃という事になります。そこから病院へ向かうとなるとすっかり夕方です。長旅ですね。 お迎えに行くと準備の最中で書類関係にやや時間を要しており、少し遅れて出発です。 余裕はありますが一応高速道路を利用することとなりました。しかし朝の博多駅周辺はやっぱり混雑しますね。ゆっくりゆっくり博多駅に近づきます。 出発時刻を余裕をもって設定していたので良かったです。タクシーを降りてもバタバタ走ったりすることはありませんでした。新幹線口に車椅子はあるのですが痛みがかなりあり移乗をできるだけ少なくしたいとのことで、そのままホームまで上がり新幹線の座席へ移るまで介助させていただきました。乗り口までは駅の係の方が先導してくれます。小さな振動でも痛みがあるとのことで、視覚障害者の方のための黄色いブロックを跨ぐ際も前輪を上げてゆっくりと進みます。グリーン車ですが通常の車椅子で通路に入るとかなり狭くいっぱいいっぱいでした。移乗しにくい体勢でしたが、ご本人様が上半身でかなり頑張っていただけたので、無事に移乗することができました。 ホッとしているのもつかの間、出発時刻が迫ってきているので速やかに下車。扉が閉まったら大変です。 身体が不自由な状態での長距離移動は大変ですね。 今回も博多駅のスタッフの方にはお世話になりました。新幹線にはベッドに寝ることができる多目的ルームもあり、大きな福祉トイレもありだいぶ過ごしやすくなっております。 介助が必要な方の旅行を専門的に扱っている業者さんもありますし、もちろん私達介護タクシーもあります。ぜひ上手にご利用いただいて無理のない快適な移動をしていただきたいと思います。できる限りのお手伝いをさせていただきます。 ありがとうございました。
写真は土手の下から春の花と雨粒と。