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執筆者の写真坂田大輔

久しぶりの受診

曇天の週末を迎えております。 2月も二週目です。例年グッと冷え込む頃ですが、今年は暖かいですね。 梅の花も早いようで、あちらこちらできれいに咲いております。 さて、先日は久しぶりの受診の方のお手伝いをさせていただきました。 12月の初旬に緊急のご連絡をいただき、夕方ギリギリで受診をされた時が初めてで、2週間後の受診のご予約をいただいておりました。 しかし当日お迎えに伺ったところ、どなたもいらっしゃらなかったため事情を伺ったところ、前回の受診後にご入院されていたとのことでした。 その後しばらく音沙汰無く心配していたところ、久しぶりにご連絡をいただき、受診されるとのことで対応させていただきました。前回の受診の際にはかなり長く伸ばされていた髭もすっきりとされ、口調もはっきりとされており、だいぶ良くなられたご様子で安心しました。 今回はヘルパーさんが同行されるとのことでお手伝いをいただきました。携帯酸素と尿バッグが必要な方で車椅子の移動と平行して持っていただき、安全に乗降することができました。受診はスムーズに終わりましたがやはり車椅子での移動はお疲れになったご様子です。戻られてすぐに横になられておりました。 私が帰る頃にさらさらと冷たい雨が降ってきました。ラッキーでしたね。 お庭には赤いしだれ梅がきれいに咲いており、「綺麗ですね」と言うと、「綺麗なんだよ」と誇らしげでした。 ご本人様はできるだけご自身の力で、ご自身のペースで生活したいという気持ちを強くお持ちの方で、移乗の際も「ちょっと待ってね...。」と呼吸を整えてから、フッ!...。とご自身のペースで行います。私は最低限の安全を確保して見守ります。 とても格好よく素敵な方です。 とかくスピードを求められることが多い介護ですが、「ご本人様のリズム」は一番尊重したいところですね。 これからもこの事を大事にしながらお手伝いをさせていただきたいと思います。 ありがとうございました。 写真は曇天の福岡タワー。 福岡市内も走りますよ。

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