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馴染みの施術院

  • 執筆者の写真: 坂田大輔
    坂田大輔
  • 6 分前
  • 読了時間: 3分

 彼岸花が寝過ごしたようにパラパラと咲きました。毎年お彼岸の頃に一斉に咲いておりましたが、さすがにこの酷暑で季節の時計が狂ってしまったのでしょうか。ようやく気持ちの良い秋を迎えました。

 

さて、先日はご夫婦で懐かしい施術院に行きたいとのことでお手伝いをさせていただきました。施設にご夫婦で暮らしていらっしゃる方です。

 

お迎えにあがると大勢のスタッフさんに囲まれて、お二人とも手引き歩行でゆっくりゆっくり歩いていらっしゃいました。車椅子の提案もしましたが、歩かれるとのことで、お独りずつ横の扉からご乗車いただきました。

 

出発しお話を伺うと、以前はご主人様が車を運転してよく通われておりましたが、この度半年ほど前に施設にご入居され、近頃、腰の調子が良くないために、久しぶりに施術を受けたいとのことでした。施術院までは都市高速を利用して30分以上かかるほどの距離があります。「◇◇施術院はご存じですか?有名なんですよ。」と誇らしげにお話されます。高速を降りると、「はい、そこを左です。」「次を右です。」と指示をくださいます。ご自身で運転していただけに、しっかりと道も覚えていらっしゃるようです。「はい、もう着きます。」の声を聞くと大きな看板が見えてきました。

 

車を降りるとご主人様は壁を伝いながらゆっくりと入口へ向かいます。奥様は私が手を引いてゆっくりと歩きます。玄関では靴がうまく脱げずに、待合室にいらっしゃった他の患者様に手伝っていただきました。私が二人分の受付を行い、程なくして「○○さん、ご主人の方からどうぞ。」と呼ばれましたので、私も一緒に施術室へ向かいます。「先生、○○です、ご無沙汰しております。」と丁寧に挨拶をされた後に、年季の入った施術台にうつぶせになります。これがなかなか難しく、先生と私とで支えながらようやく台に載ることができました。あとは先生にお任せして私は奥様と待合室で待ちます。しばらくして起き上がる際もお手伝いに呼ばれました。身体が思うように動かないと、うつ伏せはなかなかつらい姿勢ですね。

 

次は奥様です。一緒に施術室に入りましたが、今度は幅の広いベッドでしたので、容易に腰を掛けることができました。お二人とも施術を終え、ご主人様が次回はいつ来たらいいかと尋ねると、一週間後ぐらいとのことでした。支払いを済ませて施設へ戻ります。お二人ともお疲れのご様子でしたので、車まではお一人ずつご案内することにしました。お二人とも先ほどよりも足元がおぼつかずゆっくりゆっくり車へ向かいます。先ほどは一人で歩けていたご主人様も脇を支えてゆっくりと歩きます。どうにか車に乗り、施設へ戻りました。

 

今日の状況をケアマネージャーさんに報告すると、もともとは、訪問マッサージを受ける予定だったのですが、以前よく行っていた馴染みの施術院でどうしても施術を受けたいという強い訴えがあったためだったとのことで、今後は訪問マッサージに切り替える予定だとのことでした。

 

数日後、ケアマネージャーさんより連絡があり、ご本人様が「先生に言われたから」という理由でどうしても一週間後に行きたいとの希望が強くおありとのことで、ご予約をいただきました。ところが、やはり痛みがあるようで、念のため整形外科できちんと診断を受けてから考えましょうということになり受診をしたところ、骨折していることが判ったそうです。残念ながら施術院はキャンセルとなり、まずは整形外科の治療を進める方針になったとのことでした…。

 

ひとまず、馴染みの施術院に久しぶりに行き、ご挨拶をすることはできました。

事の因果はさておき、しっかり治してくださいね。

ありがとうございました。

 

写真は波呂の彼岸花です。


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