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引越し

  • 執筆者の写真: 坂田大輔
    坂田大輔
  • 10月17日
  • 読了時間: 3分

10月も半ばを過ぎました。陽射しはまだまだ暑いですが、朝晩はだいぶ涼しくなりましたね。一日の中での寒暖差がありますので体調管理をしっかりして晩秋を迎えましょう。

 

さて、先日は「市営住宅の申し込みに行く」という方のお手伝いをさせていただきました。難病を発症し障害のある女性ですが、まだ60代くらい(推定)で、車椅子で積極的に動く方です。ただ、玄関から道路までにかなりの段差があり、ご自身一人では外出ができないため、引っ越しを考えていらっしゃるとのことでした。

 

基本的に公共交通機関を利用して移動される方で、普段病院受診をする際も、スロープを利用しヘルパーさんに段差を降ろしてもらい、その後は一人で一般のタクシーを使い移動されます。ヘルパーさんの都合がつかない場合は私が対応し、最寄りの駅までお送りしています。

 

私が目的地までお送りして付き添い、車椅子を押して、諸々の用事を済ませて帰ってくることもできますが、どうしても費用がかかってしまいます。しかしそれ以前に少々きつくても、時間に縛られず自由気ままに動きたい、自分でできることはできる限り自身でやり遂げたい。という気持ちが強いようです。

 

この日もお迎えにあがると、きちんと準備を整えてお待ちでした。忘れ物は無いか…チェックして出発です。かなりの段差を長いスロープを利用して降ります。ご乗車いただいて出発するとすぐに着くような距離の駅です。改札までお送りしますが、出発までいろいろとすることがあるそうで、かなり余裕を持った時間設定です。駅の窓口まで行って、車椅子であることと利用する電車の時間、目的地を伝えると、降りた先で駅員さんが手伝ってくれるとのことでした。またお買い物も少しするとのことで、エレベーターを上がったところで「もういいですよ。」とおっしゃりお別れです。気を付けて行ってらっしゃい。

 

夕方ご連絡をいただき、近所のスーパーで買い物をしたとのことで、スーパーまでお迎えにあがりました。店内はお店の方が手伝ってくれるそうで、出口まで車椅子を押してきてくださいました。助かりますね。あとはご自宅に帰るだけ。スロープを上がり、お部屋までご案内して終了です。「もう~疲れた~…。」とお元気にお話をされますが、ご自身で行って帰ってくることができたという充実感はしっかり得られたようです。

 

市営住宅は糸島市外なので、もし引っ越されたら今後のご利用は難しくなります。少し寂しいですが、ご自身で出入りできるようになるので、ご本人様にとってはこんなに素敵なことはありません。

 

楽しみですね。

うまく事が運びますように

 

写真は前原の田んぼにて。 稲穂と可也山と。


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