転倒~ショートステイ
- 坂田大輔
- 9月12日
- 読了時間: 2分
今週は晴れたりドサッと雨が降ったりと不安定な天気が続きました。まだまだ蒸し暑い日が続きますね。体調管理をしっかりとして元気に乗り切りましょう。
さて、先日は転倒されたという方の受診のお手伝いをさせていただきました。ケアマネージャーさんよりご連絡をいただき、転倒されたばかりで、空いている時間でできるだけ早く受診したいとのことでしたので、当日の午後一番にお迎えに行くことになりました。
お迎えにあがるとご主人様が出てこられ、奥様は部屋の椅子に座ってお待ちでした。転倒されたのは奥様で、普段はお独りで歩かれていたとのことでした。車椅子を用意して、椅子のそばに寄せ、どこが一番痛いですか?と聴くと「そうねえ、膝が痛いわね。」とおっしゃいましたが、ご主人様がすかさず「膝はずっと痛いんです、今回転んでいたいのは背中です。」とおっしゃいました。認知症の症状が出てきており、いろいろとわからないことが多くなっているとのことです。車椅子に移るように促すと、私の腕につかまり、「イタタタ…」と言いながらも車椅子に移ることができました。
玄関の段差を経て、車椅子のまま後部スロープよりご乗車いただきました。ご主人様も隣にご乗車いただきましたが、病院までの間は特に会話はなかったようです。病院の車椅子に移っていただき、私は一旦離れます。
しばらくして診察終了のご連絡をいただき、病院にお迎えにあがると、がっちりとしたコルセットが胸から骨盤までくらいまでを覆っていました。詳しくは伺いませんでしたが安静が必要ということですね、何とも痛々しい。しかし、表情は笑顔で「あら、わざわざありがとうございます。お世話になります」とご挨拶いただきました。出発はご自宅でしたが、帰りはショートステイとのことでした。ご主人様も足腰が良くないようで杖歩行でしたし、ご自宅で奥様を介護することは難しいということかと思われます。
ショートステイまでお送りしてお別れです。急な事態でも受け入れてくださる施設があってよかったです。早くよくなってご自宅に戻りたいですね。
頑張りましょう。
ありがとうございました。
写真は泊の田んぼにて、稲と可也山と。
雲が怪しいですね。

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