ストレッチャーで受診
- 坂田大輔
- 9月5日
- 読了時間: 2分
さあ、ようやく9月に入りましたが、依然として真夏のような暑さが続いております。朝晩の風がほんの少し涼しくなった気がしますね。
さて、先日はストレッチャーで受診をしたいとのご依頼をいただき、お手伝いをさせていただきました。ご自宅にお住いの方ですので少し早めにお伺いし、状況を見せていただきました。ご主人様と息子様がお二人いらっしゃったので、まずは一安心です。
道路から玄関までは狭いながら緩やかなスロープになっておりました。玄関をあがると、お部屋までの導線はだいぶ狭く、おいてある荷物や家具などを少しずつ動かして、通りを空けさせていただきました。ストレッチャーの背もたれ部分を少し起こした状態でお部屋まで移動し、ベッドサイドにつけることができました。息子様が気を利かせてくださり「あ、じゃあこれ外した方がいいですね。」とサイドレール(ベッドの柵)を外してくださいました。布担架を用意しておりましたので、お母様の背中に敷かせていただき、男性4人でゆっくりとストレッチャーに移っていただきました。
玄関までは少し上半身を起こしていただき、ゆっくりと移動します。玄関の段差も後ろ向きに降り、あとは車までスロープを降ります。数時間前までは大雨が降っていましたが、出発時にはほんの小雨になっており、息子様が傘をさしかけてくださいました。
ご主人様が同乗し病院まで移動します。小声で何やら二人でお話をされていらっしゃいました。仲の良いご夫婦で何よりです。病院に到着して受付を済ませ、処置室のストレッチャーに看護師さんと一緒に移乗していただきました。
ご主人様に、処置をして家に帰ってくる予定であることを今一度確認させていただきましたところ、「もちろん帰ります」とのお返事でしたので、精算は家に帰ってから往復分まとめてさせていただくことにして、一旦その場を離れました。
ところが1時間余りしてご連絡をいただき、予定変更でそのままご入院になったとのことで、病院に戻り片道分の精算をさせていただきました。
予定変更のご入院となりましたが、無事に処置が済み、ご自宅に帰ることができるといいですね。きっとご主人様も息子様もお待ちです。
帰りのお手伝いもさせていただけると嬉しいです。
ありがとうございました。
写真は前原からの可也山です。このあたりの稲はまだこれからですね。美味しいお米になりますように。

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