top of page

ご葬儀

  • 執筆者の写真: 坂田大輔
    坂田大輔
  • 9月26日
  • 読了時間: 3分

9月も終盤となり、さすがに朝晩はだいぶ涼しくなってまいりました。しかし日中はまだ30度を超える暑さですね。心地の良い秋の日が待ち遠しいです。

 

さて、先日は葬儀のお手伝いをさせていただきました。受診やお買い物のお出かけは前もってご予約いただけますが、ご葬儀についてはそうはいきません。

 

以前ご夫婦で受診のお手伝いをさせていただいた方のご主人様がご逝去されたとのご連絡を奥様からいただきました。奥様は片側麻痺があり長距離移動は車椅子を利用されております。ご主人様はいつもにこやかな笑顔で奥様や私に細かく気を遣う、とても優しい方で、ご夫婦二人暮らしの頃は奥様の車椅子を押して一緒に受診されておりました。しかし、だんだんと認知症の症状が大きく表れ、お二人での生活が難しくなってきたために、ご主人様が施設で生活をすることになったのです。その後なかなかお二人は会う機会がなくなり、先日遂にご主人様がご逝去されたとのことでした。

 

ご連絡があったのは告別式の前日で、当日は、たまたま私のスケジュールがかなり込み合った日でした。ご本人様曰く、告別式の場所と時間以外のスケジュールが全く分からないとのことでしたので、とにかく開式に間に合うように調整し、お迎えに参りました。可能な限り私も喪服を着用するのですが、前後の時間にまったく余裕がなかったため、今回は通常通りの装備でご対応させていただきました。奥様はもちろん喪服を着用されお待ちです。移動しながらお話を聴きましたが、ご主人様を看取るためにご家族様と、急遽乗用車で移動したとのことでしたが、やはり乗用車の座席に移るのはとても怖くて危険だったそうです。

ご家族様に介助のできる方がいらっしゃらないとのことで、できれば一日付き添ってほしいとのことでしたが、当日ではなかなかそうもいきません。

 

葬儀場に着くとご親族の方は皆さま高齢の方ばかりで、介助する方がいらっしゃらないという意味が解りました。祭壇に向かい、二人でご主人様と対面させていただきました。施設に入られてから長く肺炎を繰り返していらっしゃったとのことで、以前お会いしていた頃よりだいぶ痩せていらっしゃいました。奥様は特にご遺体に声をかけることも無く、お焼香を済ませました。

 

最前列の椅子を一つ移動させて車椅子で参列しました。式の終わりの予定時刻を確認し、その時間には誰かが必ず迎えに来ることを約束し、私は一旦離れます。

 

1時間後、結局私の都合がつき、お迎えに来ることができました。

式の後、出棺をお送りし火葬場へ追いかけます。お別れの部屋までお送りし、最後の読経と納棺、待合室まで付き添いましたが、ここからしばらく待ち時間があるので、私が離れる前にお手洗いのお手伝いもさせていただきました。収骨をして解散をする時刻がおおよそ見えてきましたが、その時間はどうしても私は戻ってくることができないことが確定し、他の業者さんを手配することにしました。斎場のスタッフの方に無理は申し上げられませんが、一応状況をお伝えすると、できる限りのことはしてくださるとのことで少し安心しました。

 

その後は無事にご自宅までお送りいただいたとのことで、安心しました。

 

お二人暮らしの頃から、優しいご主人様に対して口調も態度もなかなか厳しい奥様でした。特に認知症の症状が出始めてからは、ご自身の身体が思うように動かない歯がゆさがずいぶんあったことでしょう。いざご主人様がご逝去され、計り知れないいろいろな思いがあることと思います。奥様にはこれからも引き続きお手伝いをさせていただきます。

ぜひこれからも穏やかにお過ごしいただけると嬉しいです。

ありがとうございました。

 

写真は福岡市城南区の菊池神社です。

電線がすごいことになっています。


ree

 
 
 

コメント


最新のお知らせ
過去の記事
Follow Us
  • White Facebook Icon

ー           -

住所:〒819-1601

   福岡県糸島市二丈深江4丁目3-5(旧2107-8)

電話:092-332-0011 直通:090-3666-1807
FAX:廃止させていただきました。

メール:cs.daisuke@gmail.com

ケアサービス 大すけ

ツイッター.gif
インスタ白.gif
  • White Facebook Icon

福岡・糸島の福祉タクシー(介護タクシー)外出・訪問サービス

国土交通省九州運輸局許可事業:九運旅二第564号

© 2016 CARE SERVICE DAISUKE Wix.comを使って作成されました

bottom of page