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おためし

執筆者の写真: 坂田大輔
坂田大輔
10月16日
読了時間: 2分

我が家の銀木犀が盛大に咲き誇っております。甘い香りが秋を感じさせてくれますね。街のあちこちでも姿は見えずとも金木犀の香りが漂ってきますね。お散歩が楽しい季節です。

 

さて、先日は近所のクリニックへ受診される方のお手伝いをさせていただきました。ケアマネージャーさんからのご依頼です。クリニックが近い為、今まではケアマネージャーさんが一緒に歩いたり、しんどい時は車椅子を押したりして移動していたそうなのですが、近いと言えども雨の日は大変ですし、そもそもケアマネージャーさんの負担としては大きすぎるということから、福祉タクシーのご利用となりました。

 

お迎えにあがるとケアマネージャーさんが、「タクシーさんいらっしゃいましたよ~。行きますよ~。」と声が聞こえます。帽子をかぶって出発です。数段の階段もありますが、柱に手をつきながらゆっくり降りて、車までは杖を使わずにゆっくりと歩きます。私は近くに寄り添ってご案内しました。途中帰り用の車椅子が目に入り、今すぐに乗せられると思ったのか、「いらん。」とシンプルな発言がありました。ケアマネージャーさんが「今は乗らんでいいですよ、帰り用ですからね」と声をかけます。横の扉から手すりを伝って無事にご乗車いただきました。短い距離であればスムーズに移動できるようです。ケアマネージャーさんも同乗し、帰り用の車椅子も積んでクリニックへ向かいます。

 

到着するとゆっくりですがスタスタスタと歩いてクリニックへ入って行かれました。ケアマネージャーさんのお話によると、「私は『タクシーなんてもの』に乗るような分際ではありません。」と、タクシーの利用についてなかなか受け入れてくださらなかったようですが、ご家族様とケアマネージャーさんとたくさんお話をして、ようやくお試しから始めることができたそうです。ケアマネージャーさんがご家族様から預かったというお財布でご精算いただき、今回は終了です。その日は気持ちの良い秋晴れで、帰りはいつものように車椅子で帰るとのことでした。

 

次回の受診からは往復でご利用いただく予定となっております。またお会いしましょうね。

これからよろしくお願いいたします。

 

写真は蔵持あたりからの背振の山々です。秋の雲ですね。



 
 
 

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