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執筆者の写真坂田大輔

4年ぶり!

きれいな秋晴れとなっております。

近頃は「お、仕上がってきていますね~。」と思わせるかっこいいランナーたちの姿をよく拝見します。そろそろ3年ぶりの福岡マラソンですからね。「いいな~。」と思いながら車窓から眺めております。


さて、先日は実におよそ4年ぶりにお会いするご利用者様の、お手伝いをさせていただきました。


きれいにスケジュールが埋まっていた先日、ちょうど合い間にご連絡をいただきました。それはもう何年も消息知れず(私にとって)だった方で、着信画面を見てわが目を疑いました。


5年ほど前に足に力が入らなくなったとご依頼をいただき、いろいろな病院を受診され、その都度お手伝いをさせていただいておりました。しかしある受診の終わりに、「次は決まってないので必要だったら電話します。」とおっしゃったきり、それからプッツリ連絡が途絶えておりました。どうにか歩けて一般タクシーを利用して受診されているのか、もしくは…。と正直に申し上げると縁起でもないことも考えてしまいました。


どっこい結果は前者で、その後の経過がよくずっと一般のタクシーで通院されていたとのことでした。今回も往路は一般タクシーを利用されたそうなのですが、受診後はどうしてもしんどくて歩けそうにないので、病院に車椅子のタクシーを紹介してもらったそうです。するとそこが「ケアサービス 大すけ」だったとのことで、「あら、ここなら知っとるわ!」ということですぐに連絡したとのことでした。


その日は私の予定が続いていたのですが、幸いすべて糸島市内での送迎でしたので、合い間を縫ってお迎えに上がりました。「おお、久しぶり!」気を張っていらっしゃったのかもしれませんが、声は4年前と変わらずに響いていらっしゃいました。ただやはり身体はしんどいようで、「ありがとう、助かったわ~。」とおっしゃって、どっさりと車椅子に座られました。


ご自宅までは久しぶりの道でしたが、しっかりと覚えていました。お部屋の椅子までお送りし、ご夫婦二人で「ああ、よかった~。助かった~。」と一安心です。少しお待たせしてしまいましたが、きちんと家に帰ることができてよかったです。


しかし話はまだ終わりません。


その晩、お電話をいただきました。状態が悪化し、苦しくて救急車を呼んだそうなのですが、かかりつけの病院を指定すると、今搬送しても処置できないとのことで、翌朝一番に来院するように指示を受けたとのことでした。


私は次の日の朝も予定が入っていたのですが、その予定の前にどうにかねじ込んで、対応させていただきましたが、そのままご入院することとなりました。


とても辛そうですが、せっかく2度目の出会いができましたので、これからもできる限りのお手伝いをさせていただきたいと思います。


ありがとうございました。


写真は前原から迫力の可也山。 稲刈りもほぼ終わってきました。




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