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  • 執筆者の写真坂田大輔

緩和病棟へ

4月に入りようやく桜も満開となりましたが、雨が強く降り「花冷え」ですね。寒暖の差が激しく体調を崩しやすくなっております。気を付けないといけませんね。

 

さて、先日は緩和ケア病棟へのご入院のお手伝いをさせていただきました。当日のご依頼でしたが、空いている時間で対応させていただくことができました。

 

お迎えにあがると布団の上で横になっていらっしゃいました。「何でこんなことになったんやろうか。」と顔をしかめながらおっしゃいます。その日の朝から背中の痛みが強くなり、脚に全く力が入らないとのことでしたので、ストレッチャーへの移乗は男性のお孫さんにお手伝いいただきました。ゆっくりと上体を起こしていただき、私が後方から抱え、お孫さんに下半身を抱えていただき、リクライニング車椅子のような状態にたたんだストレッチャーに乗っていただきました。エレベーターが狭いのでその状態で少し我慢していただき、一階に下りてから平坦なストレッチャー状態に戻しました。身体を伸ばすと少し楽になられたようで、「こんなタクシーがあるなんて知らんやった~。助かるわ~。」と、少し穏やかな表情を見せてくださいました。朝から降っていた雨も丁度止んで青空が見えていました。

 

病院は目と鼻の先なのですぐに到着。病棟のベッドに直行しました。

少しでも楽に過ごせるといいですね。

ありがとうございました。


写真は深江漁港の桜です。



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