癌が治った

寒い寒い一週間となりました。福岡は乾燥していて、乾いた雪がわーーーー!!!っと吹雪ましたが、平地では積もりませんでしたね。大人は安堵しましたが、子どもたちはがっかりのようでした。

さて、先日はご入院中の方の他科受診の付き添いをさせていただきました。数年前からお手伝いをさせていただいているのですが、以前癌の手術をされていて、その後の経過を半年おきに診ていただいています。

お迎えに上がると看護師さんと車椅子でいらっしゃいました。ご家族様はいらっしゃらないので、諸々の書類を私がお預かりします。その日は採血とCT検査があるので、朝ごはんは食べていないとのことでした。

あまりお話にならない方ですが、「寒いですね～！行きましょうね！」とお声掛けして出発です。

病院に着くと看護師さんの問診と血圧測定の後、CTのための検査服に着替えます。カーテンに囲まれた着替えスペースで患者さんと二人です。上半身だけでしたので、上着とシャツを脱ぎます。ご本人様は「着替える」ということはご理解いただけているご様子なのですが、どうしても力が入りますので、ゆっくりとお声掛けをして着替えました。まず採血をしてその後、CTです。それぞれしばらく待ちましたが、無事に検査を終えることができました。あとは診察です。この日も患者さんはたくさんいらっしゃり、待ち時間も長くなってきます。だんだんと待ちきれなくなって、ご本人様も少しイライラしてきているようで、手を小刻みに動かしたり、「うう～...。」と小さく唸るような声をもらしたりされましたが、どうにかそれ以上ストレスがたまる前に診察室に呼ばれました。

先生曰く、今回の検査の結果もどこにも異常がなく、更に今回が丁度術後５年になるとのことで、これで以前の癌の予後検診は終了となりました。

おお～！よかった！これでひと段落です。

ご本人様も少し安心したような表情に見えました。

半年おきの受診が終わってしまったので、しばらくお会いできそうにありませんが、また機会があればお出かけしましょう。

ありがとうございました。 写真は伊都彩々の駐車場から背振の山々。 雲に隠れていますが山の上のほうは雪化粧でした。