初めてのご利用
台風が過ぎ去った後、急に秋が深まったように寒くなりました。この季節の変わり目で風邪をひかないように注意しないといけませんね。
さて、先日は初めてご利用いただく方のお手伝いをさせていただきました。
最近いよいよ足が弱り、歩行が難しくなったとのことでした。
お迎えに上がるとご本人様は、玄関のすぐ近くのお部屋のベッドで休まれてたので、車椅子を近くまで寄せ、前から支えながら車椅子に移っていただきます。
上がり框を後ろから降りて庭を抜け、門扉の外に止めてある車にスロープを使い乗車します。
一部始終を奥様が見守り、車椅子のご主人様の隣にシートにご乗車いただき出発します。
「あ~楽ちんやね、快適快適。」奥様がおっしゃいます。
普段、奥様が一人で介助し、自家用車に乗っていただいて出発するまでのことを思うと、「なんと安心で便利なんだろう。」と思うとおっしゃるのです。
確かにそうですね。歩行が不安定で自分より大きなご主人様の横について歩いて、自家用車に乗っていただくのは、とても大変なことだと思います。
病院に着いたら病院の車椅子に移り、受診は奥様が一人で付き添われました。
診察が終わった旨のご連絡をいただき、病院にお迎えに上がります。
病院の車椅子から、大すけの車椅子に移っていただき、スロープを利用してご乗車いただきます。奥様は隣にご乗車いただき、ご自宅へ戻ります。
「あ~もっと早くからお願いすればよかった。」奥様がおっしゃいます。
「もう普段だったらこの時点でぐったりなんです。午後は何にもする気になれません。」
上がり框を車いすのまま上がり、ベッドに移っていただき無事に終了です。
「どうも!」ご主人様が初めて声を出されました。
「お!「どうも」がでた!」と奥様がおっしゃいます。
とてもお喜びいただけて私もとても嬉しいです。
そうなのです。福祉タクシーは安心で楽ちんなのです。
今まで苦労して時間を作ったり、腰を痛めたりしながら通院介助をされていたご家族様には本当に喜んでいただけます。
ぜひぜひ、都合よくご利用いただければ嬉しいです。
ありがとうございました。
写真は志摩久家方面からの可也山です。
右側が加布里湾。
今日は深江でハゼが釣れましたよ。
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