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執筆者の写真坂田大輔

ストレッチャーでご入院

先日は最寄りの二丈中学校、深江小学校の卒業式がありました。新型コロナウイルスの影響がありながらもどうにか行うことができてよかったですね。おめでとうございます。


さて、先日はストレッチャーでのご入院のお手伝いをさせていただきました。

久しぶりにご利用になられる方で、以前は車椅子での移動でしたが、今回は座位の長時間保持が難しいとのことで、ストレッチャーでの対応となりました。


マンションにお住いの方ですので、まずは車椅子の状態でベッドの横につけます。かなり高齢の女性ですが、ご挨拶をさせていただくとはっきりと「よろしくお願いします。」と返していただけました。酸素吸入をされており、チューブの長さに余裕がありませんでしたので、先に携帯酸素に差し替え流量を合わせます。小柄な方でしたので私が全介助で移乗します。この段階ではまだ車椅子の状態で、もう少しの間我慢していただきます。ベッドサイドから狭い戸口と廊下を抜け玄関へ、少し広くなりましたのでできるだけ背もたれを倒します。そこからエレベーターに乗り一階へ、エントランスから道路までのスロープも角が狭いため、スロープを降りきってからようやく平坦に寝ていただきました。


久しぶりの外出とのことですが、この日は天気も良く春の日和でした。太陽が暖かく少しまぶしく感じられたかもしれませんね。


当日は向かい側の家で工事をしており路上駐車の車が並んでいたので、正面に車をつけることができず、少し道沿いに移動し乗車します。ストレッチャーですので頭側からスロープを上がります。私がストレッチャーを両手で支えておりましたので、娘様に携帯酸素を持っていただき車に乗せていただきました。ストレッチャーと酸素をしっかりと固定して準備完了、出発です。


普段もゆっくり走りますが、ストレッチャーの場合は路面の振動が伝わりやすいので、さらにゆっくり走ります。病院に到着し入院受付までご案内し、娘様に受付をしていただいている間に、看護師さんにご本人様を病院のストレッチャーに移っていただくための部屋に案内していただけました。すぐに数名の看護師さんがいらっしゃり、私一緒にとしっかりと抱えて横になった状態のまま移乗しました。「お大事になさってください。」とお声掛けをすると「ありがとうございます。」としっかりとした声でおっしゃっていただけました。


無事にご入院ができてよかったです。娘様もずっと介護をされてこられたので安心されたことと思います。早く戻ってくることができるといいですね。

ありがとうございました。


写真は有田から見た糸島の山々です。

この日も快晴。汗ばむ陽気でしたよ。




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