お薬の受け取り
- 坂田大輔
- 4月11日
- 読了時間: 3分
今週は色々なところで入学式が行われたようで、ピカピカの一年生をたくさん見かけました。さわやかな四月の風が少しだけ追い風になるといいですね。
さて、先日は遠方の病院受診をされる方の、送迎のお手伝いをさせていただきました。この度初めてお会いする方で、施設にお住いの女性でご主人様が付き添っていらっしゃいました。今までは乗用車で送迎されていたようですが、なかなか座席への乗り移りが難しくなってきたとのことで、福祉タクシーのご依頼をいただきました。
施設にお迎えにあがるとご主人様もいらっしゃり、奥様と持ち物の確認をして出発です。朝は込み合うこともありますので、高速道路を利用していただきました。
大きな病院ですので待ち時間が随分とかかったようで、お昼過ぎにようやく終了の連絡をいただきました。お迎えにあがると丁度会計をされているところで、その後、処方箋を地元の薬局にファックスして終了です。帰りに薬局によって薬を受け取り、施設に帰るとのことでした。
出発してしばらく走り、高速道路を利用するかどうかの確認をすると、節約したいので一般道で戻るとのことでした。激しく渋滞をすることはありませんでしたが、ゆっくりゆっくりと一般道を進みます。だんだんと地元に近づいてきたころ、ご主人様が「やっぱり高速を使うのと使わないのじゃ全然違いますね。」とおっしゃいました。確かにその通りです。車椅子に腰をかけての長い受診の後、お疲れで早く帰りたいという方が多いので、ほとんどの方が高速を利用します。また、信号停車や低速走行で、メーターも上がってしまいますので、場合によっては全体の料金はあまり変わらないこともあります。
ようやく薬局に到着しました。ご主人様が薬局に入り、受け取ってすぐに戻られると思いきや、なかなか戻ってこられません。どうやらまだお薬の準備ができていなかったようです。今回は高速を使わずに来て正解でした。結局ずっと待たなければならず、高速料金を丸損するところでしたね。
待っている間に奥様と少しお話をさせていただきました。奥様は福祉車両を買ってほしいとお願いしているのだそうで、「(ご主人様が)最近ようやく少しその気になってきてくれたんですよ」とおっしゃっておりました。好きな時に自由に移動できますので、普段使いの車を福祉車両にするのもいいですね。
しばらくしてご主人様がお薬を受け取り、戻っていらっしゃいました。今日は特に患者さんが多くて時間がかかったとのことでした。
さて、次回の受診はどうしましょうか。ご主人様の新しい福祉車両での移動になるかもしれませんね。機会があればまたお会いしましょう。
ありがとうございました。
写真は少し前ですがきららの湯の横の桜です。

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