お盆の一泊帰宅
お盆を過ぎると、時々すっと涼しい風が吹くようになります。本当に不思議ですが、毎年必ずそのように感じます。秋が顔を出しているようです。とはいえ、今日も真夏日ですね。
さて、先日はお盆の一泊帰宅のお手伝いをさせていただきました。施設に入所されていらっしゃる高齢の女性です。お迎えに上がると、息子様ご夫婦がお迎えにいらっしゃっておりました。すぐにお母様が施設のスタッフの方と玄関までいらっしゃいました。「こんにちは。お久しぶりです。」と挨拶をされ、お母様も満面の笑みです。スタッフの方から最近の様子や、帰宅中の注意事項などを聴き、出発です。スタッフの方も「ゆっくり楽しんできてくださいね。」と優しく声をかけます。笑顔で手を振るスタッフさんを後ろに見ながら出発です。
息子様は別の車で移動され、息子様のお嫁様が同乗されました。「ここのスタッフの方は本当に良くしてくださって、とっても助かっているんです。」とお話をされました。出発の様子を見て私もそれを感じておりました。ご本人様はもとより、ご家族様と施設のスタッフさんとの間の信頼関係が築けているということは、本当に大切なことだなあと思います。
「今からお寺さんがいらっしゃいますよ。」「○○も来るし、△△も来ますよ。」と楽しそうに話しかけます。お母様も嬉しそうです。お嫁様とお母様との関係もとても良好なご様子で、何よりです。無事にご自宅に到着し、「ゆっくりと過ごされてくださいね。」とお声掛けをさせていただき、退出します。
翌日の夕方、ご自宅へお迎えに上がると、すっかりと準備を整え、お待ちでいらっしゃいました。帰りのお迎えは、あまり早くうかがうと名残惜しいかと思いますので、時間丁度に参ります。車内では楽しかったひと時のことを反芻しながら、二人でお話をされていらっしゃいました。きっと楽しかったことでしょう、お母様は昨日より少しだけ饒舌なようです。
施設に着くとスタッフの方が「お帰りなさーい!」と歓迎します。素敵なお盆の一泊帰省になったご様子で、何よりです。
またぜひお会いしましょう。ありがとうございました。
写真は加布里漁港からの可也山と夏の雲。
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