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  • 執筆者の写真坂田大輔

緊急入院

紫陽花があちらこちらできれいに咲いております。暑い日差しが照り付けておりますが、来週は雨の予報になっておりますね。


さて、先日は急なストレッチャー搬送のご依頼をいただきました。タイミングのいいことに、たまたまポコッと空いた時間に「今からいかがですか?」とお電話をいただき、「今なら行けます!」と対応させていただいた方は、何度かお手伝いをさせていただいたご高齢の女性の方でした。この春、長いご入院生活の末にようやくご自宅に帰ることができ、お花見にもご一緒させていただきました。


お迎えに上がると娘様がバタバタとご入院の準備を進めており、ベッドサイドまでうかがうと、ご本人様は静かに目を閉じていらっしゃいました。お声掛けをするとしっかりと反応され、「ありがとうございます。」と両手を合わせておっしゃいました。横から抱えてストレッチャーに移り出発です。


娘様が隣に乗られ「大丈夫やけんね。一応診てもらってすぐに帰って来ようね。」「帰ったらまた散歩に行こうね。」と話しかけます。「そうね。」ときちんと受け答えをされ、外を眺めていらっしゃいます。娘様と外の景色を見ながら話している間に到着です。


病院にはきちんと連絡が行き届いており、すぐにストレッチャーに移ることができました。帰り際にもう一度手を合わせて丁寧に「ありがとうございました」とおっしゃっていただき、私は「お大事になさってください。またお会いしましょう。」と申し上げて退出しました。 ぜひまたご自宅に帰ってお散歩できるといいですね。

ありがとうございました。


写真は平原歴史公園の紫陽花と。


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