痛かった
- 坂田大輔
- 2月14日
- 読了時間: 2分
久しぶりにきれいな青空が広がりました。これから少しずつ暖かくなってゆくのでしょうか…。
さて、先日は長期入院をされている方の、他科(皮膚科)受診の付き添いをさせていただきました。随分前に何度かお手伝いをさせていただいた方で、久しぶりにお会いしました。スタッフの方とロビーにいらっしゃり、ご挨拶をさせていただきましたが、あまり表情に出されない方で、ほんの少し会釈をしていただけた程度でした。歩行器を利用して移動される方ですので、横の扉からステップと手すりを利用し、見守りながら座席に乗車していただきます。歩行器は後ろの扉から乗せて、倒れないようにしっかりと固定します。
出発して、「お久しぶりですね、以前ご利用いただきましたね。」とお声掛けすると、表情は変えずに「○○と△△に行った。」とはっきりと覚えていただいており、嬉しい気持ちになりました。
到着し歩行器で待合室まで歩き、最前列の座りやすい椅子に腰を掛けていただきます。その日は他にも数名待っている方がいらっしゃり、しばらくして名前を呼ばれ診察室に入りました。
足の爪が伸びて変形しており、指に食い込んだ部分もあるようでした。台に横になり処置をしていただきます。表情は変わりませんが、時折小刻みにうなずくような動作がありました。「痛いですかね、もう少し頑張りましょう。」と声をかけます。
処置が終わり再度待合室に戻ります。さらに患者さんが増えており、今度は狭い隙間を通り、少し入り込んだ席に腰を掛けます。私が会計を済ませて終了です。
クリニックの扉を開けて外へ出た瞬間、「痛かった~~~!」と顔をしかめておっしゃいました。今は大丈夫だそうですが、処置中はかなり痛かったようです。今まで表情を崩されなかったので、そうは見えなかったのですが、だいぶ痛みがあったことと思われます。
しかしこれで余計な爪はなくなり、他の指に当たることはないので大丈夫です。よかったですね。来週また経過観察に行く予定です。
少しずつよくなるといいですね。
ありがとうございました。
写真は深江一貴山川の河口です。
キリっと引き締まった空気が心地よいです。

Comments