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施設見学

  • 執筆者の写真: 坂田大輔
    坂田大輔
  • 2月21日
  • 読了時間: 3分

引き続き寒波がやってきてまだまだ気温は低いですが、きれいな青空が広がっております。

 

さて、先日はご入院中の方が退院先を決めるにあたり、二つの施設を見学されるということでお手伝いをさせていただきました。車椅子をご利用されている90代の女性です。お迎えにあがるとご家族様と一緒にお待ちで、息子様ご夫婦が同乗されました。息子様より細かいスケジュールとコースを確認させていただき出発です。

 

当日は雨予報でしたが、出発時にはどうにか止んでおり濡れることなく乗車することができました。施設へ向かう道中ご本人様はご家族様から軽く近況報告などを受けながら、ニコニコと笑顔で車窓の景色を眺めていらっしゃいました。

 

一つ目の施設に到着し車を降りると、スタッフの方が案内に来てくださいました。皆さまで見学開始です。その間は待機させていただきましたが、割とあっさりと終了し、戻っていらっしゃいました。次に見学する施設に向かう間に、今後通うことになるかもしれない病院に立ち寄り、外観だけ眺めました。雰囲気を感じるだけでも、次に来た時の気持ちがなんとなく軽くなるかもしれませんね。

 

二つ目の施設へ約束の時間よりも少し早く到着しました。ここでもうひと方息子様が合流されるとのことで、待っていると、その方も早めに到着されました。施設に声をかけると早めでも対応してくださるとのことで、皆さまで見学に入られました。ここは細かい説明や面接もあるらしく、先ほどよりも時間をかけてゆっくりと見学をされておりました。

 

2件とも見学を終え、外は寒いのでご本人様はすぐにご乗車いただき、ご家族様は玄関前で小さな家族会議です。お母様の施設入所にあたり、話さなければいけないことがたくさんあることでしょう。しばらく話したのちに皆さまご乗車いただき、病院に向けて出発します。

 

走り出して少しして、息子様がお母様に「どっちがよかった?」と単刀直入に聴かれましたが、お母様は笑顔で「むふふ」と言うばかり。少しずつ聴いていくと、どうやら息子様が良いと思っていた施設ではないほうの施設に、気持ちが傾いているようなご様子でした。お母様の意外な返答にやや戸惑いながら、「まあ、少し考えてもらってまた来週聴こう。」ということで、ひとまず落ち着いたようです。私もなんとなく息子様と同じように感じていたので、つくづく「人の気持ち」ましてや「90代の女性が入所したいと想う理想の施設像」などというものは、我々には到底解らないものなのだと思いました。

 

さて、どちらの施設に決められるのでしょうか。はたまた、第3の選択肢が出てくるのでしょうか。ご本人様はもちろん、ご家族様も大変ですが、皆さまが穏やかに過ごすことのできる結果になるといいですね。ありがとうございました。

 

写真は波呂の畑より二丈の山々です。 麦の緑が少しずつ存在感を出してきました。





 
 
 

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