99歳
- 坂田大輔
- 3月7日
- 読了時間: 2分
あちらこちらで梅の花がきれいに咲いております。3月に入りましたが、先週末の暖かさから一転、冷たい雨の一週間となりました。暖かい春が待ち遠しいですね。
さて、先日は99歳になられた方の眼科受診のお手伝いをさせていただきました。この方は開業間もないころからご利用いただいている、数少ないご利用者様の一人です。初めてお会いしたころで既に90歳でしたが、当時は手引き歩行で歩かれており、お話もしっかりできておりました。9年の歳月が経ち、当初は毎月の受診でしたが、現在は3か月に一度の受診となり、さすがに足腰も弱ってしまいましたので車椅子での移動となり、お話もなかなか通じず、呼びかけに対する反応も薄くなってきてしまいました。昨年数回は、ほぼ傾眠状態で瞼を閉じていることが多いような状態でした。
そして先日99歳になられて初めてお迎えにあがると、その日はたまたまなのか、しっかりお昼寝をされたあととのことで、パッチリと目が開いており、ご挨拶をするとチラッと私を見てくださったような気がしました。車からクリニックまでの移動のために外へ出ると、冷気にあたったからか、「は~!あ~!」と寒い声が出たり、診察までの待ち時間や検査の時は目をつぶっていても肩をたたいて呼びかけるとパッと目を開けて、声掛けに頷いたりすることができました。
99歳を迎えた今ここが折り返し地点で、ますます元気になってくださるのではないかと思わされるほどにお元気なご様子で、嬉しい気持ちになりました。
施設へ戻り様子をお話しすると、波はあるようですがまだまだお元気に過ごされているとのことで、感心してしまいます。
これからもますますお元気でお過ごしいただきたいですね。
また、3か月後の受診が楽しみです。
ありがとうございました。
写真は曇天の今津湾にて。

ความคิดเห็น