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執筆者の写真坂田大輔

難病

太陽が嬉しそうにギンギンに笑っております。アツい夏本番ですね。


さて、先日は大きな病院から船で地元へ帰る方のお手伝いをさせていただきました。

お迎えに上がると付き添いのヘルパーさんと看護師さんがバタバタと出発準備をされておりました。進行した難病のようでご本人様の専用リクライニング車椅子で、人工呼吸器を持ち込むとのことでした。


ほぼ専属で担当されているスタッフの方と見えて手際よく、かなりの量の荷物を梱包してゆきます。途中私も靴を履いていただくお手伝いをさせていただいたのですが、しばらくしてスタッフの方が、ご本人様の声のない訴えに気づいて、眼球の動きを文字の書いてある透明のボードで意思を聞き取っていらっしゃいました。その訴えとは、私がお手伝いした靴の履き方がよくなかったようで、スタッフの方がやり直しをされておりました。


申し訳ありません。


やはり、すべて専属のスタッフさんにお任せするべきでした...。


さて、準備が整い、山のような荷物と一緒に出発です。

車のありとあらゆる空間に荷物を詰め込み、どうにか全ての荷物を積むことができました。


出発時刻はだいぶ遅れましたが、船着き場まではすぐですし、余裕を持ったスケジュールでしたので、十分間に合います。船のすぐ近くまで車をつけて、準備が整うまで車の中で待っていただきました。諸々の手続きが終わり、いよいよ乗船です。スタッフの方やご家族様、船着き場の係りの方が荷物を抱えて、私はご本人様の車椅子を押します。乗船口ギリギリまでご案内し、今回はスタッフの方がたくさんいらっしゃり、ここからは必要ないとのことでしたので、私はここで失礼させていただきました。


身体が動かなくなる難病。

大変な病気ですね。でも支えてくれる頼れるチームがあってよかったです。

ありがとうございました。


写真は田植えを終えた二丈の田んぼ。


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