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執筆者の写真坂田大輔

笑顔

先週末はきれいに晴れていよいよ梅雨明けかと思われたのですが、もう少しぐずぐずしそうですね。子供たちはいよいよ夏休みに突入です!


さて、先日は来月で99歳になるとおっしゃる方の送迎をさせていただきました。午前中に「今からは無理ですかね~」とケアマネージャーさんからお電話をいただき、ちょうど他の方の受診の合い間でしたので、すっ飛んで対応させていただきました。


具合が良くないのでその日の午前中のうちに入院するようにとの指示だったそうで、11時ごろお迎えに上がると、おでこに冷えピタを貼って、ベッドの端に座っていらっしゃいました。車椅子に移るかと思いきや、どうしてもトイレに行きたいとのことで、すぐ横にあるポータブルトイレに娘様と一緒に介助して座っていただきました。それまでお声掛けはしていたのですが、もうろうとされていたのか目が合うことはありませんでした。しかしトイレに座ったのちに、ふと目が合ってしまい、男性である私を見て「まあ!」と恥ずかしそうにされていらっしゃいました。すぐに身を隠せばよかったのですが、申し訳ありませんでした。「小さい方」をしたいとのお話でしたが、立派な「大きい方」も出ていました。お出かけ前に出てよかったです。「むしろこれで体調も良くなるのではないか」とすら思いました。


病院に到着したところで娘様に「来月で99歳になるんです。」と、教えていただき、びっくりしてしまいました。「しっかり治してまたお会いしましょう。」とお声掛けすると、かわいらしい笑顔で、「ありがとう。」とおっしゃっていただきました。


いやいや、私がありがとうございます。本当にこのような出来事が私の宝物です。 写真は前原からの可也山です。用水路にメダカがたくさん泳いでいました。


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