法事
梅雨です。しとしとと降り続く雨音もいいものですね。
さて、先日は法事の送迎のお手伝いをさせていただきました。施設にお住いの方でご自宅での法要のため4時間弱のご滞在です。数か月前からご予約をいただいており、直前にも丁寧な確認のメールをいただいておりました。お迎えにあがると息子様がお二人みえられ、「今日はよろしくお願いいたします。」とまた丁寧なごあいさつをしていただきました。こちらこそよろしくお願いいたします。
お母様が施設のスタッフの方と一緒に玄関まで出てこられ、お見送りです。息子様お二人も同乗され、出発です。お天気はあいにくの雨模様でしたが「ほら、みんな田植えしよるばい。」「ああ~ほんとやねぇ」と景色を眺めます。懐かしい場所を通り、都度都度、息子様お二人が優しく声をかけます。まもなく到着です。
降りしきる雨の中、できるだけ玄関の近くへ停車しますが、10メートルほど車椅子で屋根のないお庭を進まなければいけません。あまり酷ければ仕方がないので、雨が少し弱まるまで待つか、それとも傘をさしかけていただき、さっと行くか…。と考えながら車を寄せていると、なんと不思議。しゅ~っと雨がやんできたではありませんか。すばらしい!ナイスタイミングです。おかげさまで濡れることもなく、安全に玄関までたどり着くことができました。
ご自宅には親せきの方々が正装をしてお待ちでした。「おお、お久しぶりですね」と、それぞれご挨拶をされます。それではお迎えは数時間後。私は一旦離れます。
その後しばらく降っていたのですが、お迎えの時間帯はすっかりあがっていて、濡れることなく乗車することができました。お見送りのご家族様方はすっかり普段着に着替えていらっしゃいました。帰りの道すがら、○○さんは何してる。△△さんはどうしてる。と話は尽きません。そして「今日はよかったよ。ありがとうね。」とお喜びでした。「今度はいついつ◇◇さんの○周忌ばい」とおっしゃった後に「まあいいたい、また外出しようや。なぁ母さん。」「ああ、そうね。ありがとう。」とおっしゃっていただきました。
あっという間に施設へ到着。スタッフさんがお迎えにいらっしゃいました。息子様たちもここでお別れです。名残惜しそうにご挨拶。でも立派な息子様が二人も来てくれて本当に嬉しそうでした。
よかったですね。ぜひまた外出しましょう。
ありがとうございました。
写真は神在から雨の可也山です。雲をまとっていますね。
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