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執筆者の写真坂田大輔

入院後のサポート

ようやく梅雨らしい雨が続いております。これで水がめも安泰でしょうかね。 さて、先日は独り暮らしをされている方の入院後のお手伝いをさせていただきました。 ある日の夕方どうしても具合が悪くなり、救急車で病院に搬送されたのですが、もちろん緊急事態ですので着の身着のままです。ご家族様がいらっしゃれば、どなたかが下着などの着替えやタオルなどを一式持って来てくれるのだと思いますが、この方は近くにそのような親族がいらっしゃらないのです。 ご入院後少し落ち着いてきたその日、入院生活に必要なものを自宅に取りに帰りたいとのことでお手伝いをさせていただきました。 体調の良い午前中にご連絡をいただき、「今からお願いしたい」との事でしたが、幸い空いておりましたのですぐにお迎えに参りました。必要な物のリストもメモ用紙にびっしりと書かれており準備万端。 ...と思いきやご本人様、うっかり病院の外出許可をとっておらず出発できません。さすがにそれはできませんね。

お独り暮らしの方ですので、ヘルパーさんが出入りできるようにご自宅の玄関の外にキーボックスが置いてあります。それを使って私が取りに行く提案もしましたが、程なくして許可が出て出発できるようになりました。良かったです…。 やはりご自身の家のどこに何があるかはご本人様が一番よくわかっていらっしゃいますし、タオルひとつとっても「このタオル」と「あのタオル」では違うと思うのです。やはりご自身で準備できるに越したことはありませんね。 メモ用紙を見ながら二人で必要なものを揃えてゆき、ベッドの上に並べてチェックします。 ボストンバッグに詰め込んで「これでオーケー!」と病院に戻り(?)ました。 しかし数日後に「やっぱりもう一回」との連絡をいただき、再度取りに帰りました。 手には前回と同じくらいに書かれたメモ用紙を持っていらっしゃいます。 過ごしているうちに「あ~、あれがいる、これもあった方が...。」というものが出てくるのでしょうね。ラジカセとお気に入りのCDも持って行きました。 そして、「冷蔵庫の整理もしなきゃ」と、牛乳や食べかけの物などを冷凍庫に移したり処分したり...。美味しい梅干をもらったばかりだったとの事で、これは持って行きます。 冷凍庫を開けると大好きなアイスクリームがあり、「あ、これ今食べよう!」と2個あったので私もいただき、少し休憩。 食べながら「あとは大丈夫かね?」と確認し、ごみを捨てて、帰りながら途中でATMにも寄って退院費用もおろしました。 これで完璧。安心して入院生活が送れます。 ...でも早く退院したいですよね。 写真は糸島市の花「はまぼう」 雷山川の下流、泉川河口にて。

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