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執筆者の写真坂田大輔

葬儀のお手伝い

なんと3月に入ってしまいました。 お昼は穏やかな陽気でしたが朝晩はまだ冷えますね。季節の変わり目は風邪をひきやすいので気を付けなければいけませんね。 さて、先日施設にお住まいで車椅子をご利用の方のご主人様がお亡くなりになられたとの事でお通夜からご葬儀、火葬、初七日の法要から精進落としまでの送迎のお手伝いをさせていただきました。 ご連絡をいただいたのは当日の朝、娘様からのご連絡で「今日の夕方空いてますか?」とのことでした。その日は丁度午後が空いておりすぐに決定しました。このような場合は事前に予約をすることができないのでどうしても直前のご依頼となりますが、もし大すけに空きがない場合でもスケジュールの調整、もしくは同業者様で動ける車を探すなど最善を尽くさせていただきます。 夕方、施設にお迎えにあがると付き添いの方はいらっしゃらずご本人様のみの乗車であり、ご親族の皆さまはお忙しいですので斎場でお待ちでいらっしゃるとの事でした。斎場に着くとご依頼いただいた娘様と息子様がいらっしゃり、その時点ではお通夜の往復のご依頼しかお受けしておりませんでしたので、翌日のご葬儀などの確認をさせていただきました。 ご利用者様は故人の奥様ですので喪主となります。翌日も葬儀はもちろん全てに参列する予定で、もし体力的につらいような事があれば途中で施設に戻る事になるかもしれないとの事でした。実際お通夜もほとんどの方が帰られた後20時頃のお戻りとなりました。 そして翌日、お迎えにあがるとご本人様は普段着でいらっしゃいました。喪服でお迎えに上がった私は一瞬びっくりしましたが、会場にお着替えが用意されておりました。 今回私はお付き添いではなく送迎のみのご依頼でしたので、通常の服でもよいかとも思いましたが、ご本人様が喪主という事もあり失礼になってはいけませんので喪服を着用させていただくことにしました。 お昼過ぎに葬儀が終わり出棺となりますが、ご本人様は本来霊柩車に同乗する方ですので介護タクシーは霊柩車の隣に停め、縦に並んで火葬場まで走ることとなりました。乗車の際も会葬の皆さまからよく見える場所であったため、やはり喪服で正解でした。 クラッシックな霊柩車の後ろをゆっくりと進みます。 火葬場には車いす用の駐車場が設けられていて建物のすぐ横で乗降する事ができました。 火葬を終え初七日の法要の為先ほどの斎場まで戻ります。車内にて同乗されたご親族の方から「疲れたでしょう?」とお声掛けされておりましたが「いや、疲れてはおらん。おしりは痛いけど。」と緊張感を持続させていらっしゃるご様子でした。そこからも長丁場でした。初七日の法要から精進落としまで終え、お迎えは19時。早めに車を寄せておりましたところ、予定より少し前に出ていらっしゃいました。本当はお疲れでいらっしゃったとは思いますが、とてもしっかりとされておりました。 朝は少し雨が残っていたものの、お昼には穏やかに晴れ間も見え無事に一日を終える事ができて、ご本人様も安心されたことと思います。 やはり長年連れ添ったご主人様とのお別れの日ですので、頑張っていらっしゃったここと思います。愛情の深さがうかがえました。 写真は福岡空港のそばにて。

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