独り暮らしの方のご退院
- 坂田大輔
- 2018年6月22日
- 読了時間: 2分
梅雨の合間の夏空です。吹く風が「初夏」の趣で心地よいですね。 さて、先日は独り暮らしの方のご退院のお手伝いをさせていただきました。 車椅子を用意しお迎えに上がると、既にいつでも出発できる状態でお待ちでいらっしゃいました。いち早くご自宅へ戻りたいという気持ちが伝わってきました。 1週間のご入院とあってそれほどたくさんの荷物はありませんでしたが、ご本人様がまとめたのか、看護師さんに手伝っていただいたのか、きれいにまとまっておりました。 車に乗る前に入院費と浴衣のレンタル費の精算(通常はご家族様が既に済ませていることが多いです。)をして出発です。精算関係は時々とても時間がかかることがありますが今回はスムーズに済ませることができたので少し早めに出発できました。
自宅に到着。見慣れない車が入ってきたので近所の方もこちらをうかがっておりましたが、近所の方が退院されて戻ってきたとわかると笑顔がこぼれておりました。さて、退院はしましたが歩行はまだ不安定なので私が横から支えながら「いつもの椅子」までご案内します。誰もいない一軒家ですがやはりご本人様のお城。我が家が一番落ち着くとばかりに笑顔がみられました。溜まった郵便物をお渡ししケアマネージャー様からの伝言を(当日以降のサービスについてなど)伝え失礼させていただきました。ケアマネージャー様へ到着のご報告をすると、やはり歩行が不安定で転倒のリスクが高いのですぐに様子をうかがいに行くとの事でした。 独り暮らしの高齢者の方々は皆さまそれぞれの家族関係や生活環境がありいろいろなご苦労があるかと思います。しかし、ケアマネージャー様をはじめ地域のつながり、ヘルパーさんや訪問看護、福祉用具などなど、様々な福祉資源を利用しながら住み慣れた自宅で安全に暮らしていくことができることはとても素晴らしい事だと改めて実感しました。 今後も安全に過ごす事ができますように。 ありがとうございました。 写真は二丈にて夏至の日の夕焼けです。 これから少しずつ日が短くなるなんて…。ちょっと寂しいですね。

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