車椅子でお祭りへ
お盆を過ぎ朝晩の風が涼しくなって参りましたね。 海にはクラゲも来ているようで、暑いのですがあまり入りたい気持ちにはならなくなりました。 さて、先日は車椅子をご利用で認知症のある方の外出サービスで、二丈深江校区の夏祭りに行って参りました。 このお祭りは夕方から始まり様々な出し物や盆踊りがあり、最後は600発の花火が盛大に上がり21時過ぎに終わるというもので、ぜひ最後の花火までご覧いただきたいのは山々なのですが、長時間の外出は負担になりますし、施設にご入居されておりあまり遅い時間の外出も迷惑になりますので、今回は最初の二丈絆太鼓のステージだけ観て、屋台や浴衣のお客さんを眺めてお祭りの雰囲気を楽しんでいただく事としました。 会場に着くと既に屋台はすっかり準備ができており、お客さんも続々と集まって来ているところでした。イカや焼きそばなどの焼き物のにおいを感じ金魚すくいの屋台を眺め、はしゃぐ子供たちの声をが聞こえてくるだけで十分に「お祭り」の雰囲気を味わえます。 そして、ステージでは若いエネルギーに満ち溢れた二丈絆太鼓の演舞。豪快な太鼓ときれいな笛の音。笑顔で一生懸命に敲く若者たちのステージをご覧になりとっても嬉しそうな表情を見せてくれました。 なかなか人の多い場所に車いすで出かけてゆくことは躊躇されがちですができないことはありません。少しの時間でも賑やかな場所やお祭りの空気に触れることは、とても有意義な時間になることと思います。ぜひご相談ください。