認知症の方の受診付添い
真っ青な空に入道雲がそびえ立ち、いよいよ夏本番を迎えております。 そして夏休みもはじまりましたね。 さて、本日は施設にご入居されている方の受診のお手伝いをさせていただきました。 車椅子のご利用は無いのですが認知症があり視野が狭くふらつくことがあり、ご家族様の付き添いができない方です。 施設に迎えに行くと準備も整っており、保険証、診察券、お薬手帳をお預かりし出発します。 ぴったりと横に付き添い、手を取って車まで歩きます。助手席の床面まで足を上げるには少し高いため、ステップを利用し安全に乗車します。 隣同士で並んでのドライブですので、フロントガラスに映る真夏の景色を見ながら「山がきれいですね~」とか「暑いね~」などと話しながら診療所へ向かいます。 受付を代行し受診をします。先生から現状のお話を聴き、施設から薬の残量を聞いていたので、処方していただく薬の量も先生と私で相談します。 次回の受診日も施設のお風呂や行事の都合で希望日をあらかじめうかがっているので私と受付の方で調整し決定します。 そして薬局が別棟になりますので車で移動し私が受け取ります。 この方の場合は診療費、薬剤費の両方を私が立て替え、後日後見人様と清算させていただくという形をとっておりますが、それぞれのご都合に合わせて必要な部分を必要な形でサポートさせていただけるよう検討しましょう。 また、受診といえども立派な外出。外気に触れ人や街の音を聞く事により刺激となり、季節も感じていただけていると思っております。 ご本人様の気分転換、ご家族様の負担軽減にぜひご検討いただければと思います。
写真は志摩小富士付近。 夏の空ですね。