気分転換のお買い物

今週も紫陽花がきれいに咲き、しとしとと梅雨らしい天気が続いております。 さて、先日はショートステイをご利用中の方のお買い物のお手伝いをさせていただきました。久しぶりに受診をした際に先生に

「家に帰りたい」と相談したら

「帰れんよ。」と言われたそうで、

今の施設での生活が長くなりそうなので、家に必要な物を取りに行ったり、いろいろ買いたい。とのことでした。 先生がおっしゃったのは、「お独り暮らしですので、まだまだ無理して帰らなくてもいいですよ。」という意味だと思いますし、ご本人様も今帰っても日常生活が大変だということは理解していらっしゃるようです。 きちんと必要なものをメモ用紙にびっしり書いてあり、ご自宅ではお気に入りのタオルやラジカセの予備の電池など、いろいろとコマゴマとしたもの、独りでかわいそうだからと人形も持って帰りました。また、スーパーではご飯が飽きないようにとふりかけや、おやつも自分の好きなものを少しずつ買われていらっしゃいました。 約90分ほどの外出でしたが、帰る頃にはぐったりとしてしまい、本当は帰る前にその場でアイスクリームを食べたかったのですが、残念ながら今回は諦めるとのことでした。 もちろん施設でも色々と生活に変化を持たせるような工夫をされているとのことですが、やっぱり外へ出て自分の好きなものを手にとって買ったり、懐かしい景色を眺めたりするのはとてもいい気分転換になりますね。 この方はずいぶん前からこのような形で上手に使っていただいております。私も嬉しい限りです。 また行きましょう。ありがとうございました。

そういえば今日でケアサービス大すけはまるまる4年が終了します。 皆様の暖かいご支援のおかげで元気に活動を続けられております。 ありがとうございます。 これからも目の前の方に１００％を注ぎながら、精一杯お手伝いをさせていただきたいと思っております。 今後とも何卒よろしくお願いいたします。 写真は二丈波呂の紫陽花と。