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  • 執筆者の写真坂田大輔

リクライニングでの受診

穏やかな春の日が続いております。 モンシロチョウがふわふわと舞っております。 さて、緊急事態宣言も次々と解除され、少しずつ街に活気が戻って参りました。しかしここで再拡大させないためにも、個々での対策を引き続き行わないといけませんね。 これに伴い福祉タクシーのご利用も少しずつ増えて参りました。 先日は、リクライニング車椅子で受診される方のお手伝いをさせていただきました。 まさにこの方は3月にご予約をいただいていたのですが、コロナウイルスの影響で延期となってしまった方でした。4月も見送られ、今回ようやく受診できることになったのです。 伺うところによると胃ろう交換の前の受診をしなければならないのですが、本来行うべきタイミングを2ヶ月送らせての処置となったそうです。特に問題はなかったようですが、同じように処置ができずに大事に至るケースもたくさんあるのでしょう...。と想いを巡らせてしまいました。 この方は手足の拘縮が進んでおり、通常のリクライニング車椅子に身体が納まるかどうかがわからないとのことで、ご利用前に一度お伺いして試しに乗っていただきました。屈曲してしまった足もどうにか納まり移乗できることが確認できたうえで正式にご利用が決定しました。それが2月のことでした。 当日、満を持して仕切り直しです。お迎えにあがり移乗しました。足の位置なども車椅子の金属部分に当たらないようクッションを当てるなどの処置を行い、十分に確認します。大丈夫です。看護師さんたちに見送られ、いよいよ出発です。 受診の場合は基本的には病院の車椅子に乗り換えていただくのですが、今回はリクライニングで移乗は難しいのでそのまま貸し出しとさせていただき、院内でもご利用いただきました。 スムーズに受診ができたようで見込みよりも早めに終了のご連絡をいただき、お迎えに参りました。院内では背もたれはほぼフラットにされ、ゆったりと受診できたとのことでした。 施設に戻り2ヶ月遅れの受診が無事に終了しました。 今後もご利用予定があるとのことですので、今回を参考に安全にお手伝いをさせていただきます。 またウイルスの感染が拡大することがありませんように。 写真は怡土の麦畑から望む高祖山。 そろそろ麦も終了のようで田植えが次々に行われております。 水を張った田んぼもきれいなんですよね。楽しみです。

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